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アポトーシスとアポトーシス細胞のファゴサイトーシス制御機構におけるASK1の役割

研究課題

研究課題/領域番号 16659019
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 生物系薬学
研究機関東京大学

研究代表者

貞光 千春  東大, 薬学研究科(研究院) (50372420)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードASK1 / アポトーシス / ファゴサイトーシス / MAPキナーゼ
研究概要

本研究計画はストレス応答MAPキナーゼ経路など多岐にわたる分子で厳密に制御されるアポトーシス経路とそのアポトーシス細胞を除去するためのファゴサイトーシス経路が密接な制御機構と相互作用の上に成り立つことに注目し、とくに我々がアポトーシス経路ですでに重要な働きをすることを明らかにしてきたストレス応答MAP3キナーゼであるASK1についてファゴサイトーシスにおける役割を解明するものである。本年度はまずこれまでASK1結合分子を検索した結果、特異的に見出されたファゴサイトーシスや初期エンドソームの形成に関わる分子群(Vps28、Rufy2/Rabip4、VAMP-associated protein B/VAP-B、ALG-2など)についてクローニングを行い、発現を確認した。ASK1との結合や刺激依存性、また細胞内局在について現在検討を行っている。またマウスより調製したマクロファージを用いて、ファゴサイトーシスを再現性良く比較できる系の構築を行った。蛍光標識された大腸菌やビーズをマクロファージに加えファゴサイトーシスによって取り込まれる様子を観察できた。さらに貪食細胞においてファゴサイトーシスと活性酸素種の産生には深い関わりがあると考えられているが、我々は高感度活性酸素種検出蛍光プローブを用いてLPSなどの各種のマクロファージ活性化の刺激によって細胞内に活性酸素種が産生することを見出した。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Amyloid β induces neuronal cell death through ROS-mediated ASK1 activation.2005

    • 著者名/発表者名
      Kadowaki, H. et al.
    • 雑誌名

      Cell Death Differ. 12

      ページ: 19-24

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] Cardiac-specific Disruption of c-raf-1 Gene Induces Cardiac Dysfunction and Apoptosis.2004

    • 著者名/発表者名
      Yamaguchi, O. et al.
    • 雑誌名

      J.Clin.Invest. 114

      ページ: 937-943

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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