| 研究課題/領域番号 |
16659049
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| 研究種目 |
萌芽研究
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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| 研究機関 | 岩手医科大学 |
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研究代表者 |
堀口 真由子 (泉山 真由子) 岩手医科大学, 医学部, 助手 (30305990)
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| 研究分担者 |
磯貝 純夫 岩手医科大学, 医学部, 講師 (60212966)
人見 次郎 岩手医科大学, 医学部, 教授 (00218728)
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| 研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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| 研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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| 配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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| キーワード | 伴行動静脈 / 血管新生 / 陥入・縦割れ / 腎臓(後腎) / 内皮細胞 / 周皮様細胞 / ラット胎仔 / 動・静脈分化 / 腎臓 / ラット |
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| 研究概要 |
【到達目標】
典型的な伴行動静脈を有するラット胎仔の後腎を用いて、伴行動静脈形成過程の詳細を時間的空間的に明らかにする。
【結果】
前年度はエポン樹脂標本の15日齢の後腎の水平断準超薄切片での再構築を試みた。しかし、連続的横断管腔が得られず、葉間血管の部分的な再構築にとどまった。そこで、今年は、後腎の葉間血管の横断切片で全長を解析するためには後腎に対する薄切方向が重要で、矢状断が薄切方向として適していると考えた。血管腔の周囲には、小判型の核を持ち血管腔を形成する内皮細胞と内皮細胞の外側に密着する細胞が存在した。その細胞は核が大きく円板状でクロマチンは濃染し、周囲は不整であった。光学顕微鏡レベルでは血管外膜に当たる層は明瞭ではなかったが、周皮細胞の特徴に類似していたので、この細胞も加えて三次元再構築をおこなった。
その結果:
(1)後腎の外側帯から認めたれた管腔から背側大動脈に至る全長440μmの葉間血管について三次元再構築を行った。
(2)それは一本の血管の部分と各所で陥入・縦割れにより血管が2本になっている部分が存在し、色素注入標本や樹脂鋳型標本の葉間血管の形態と一致した。
(3)葉間血管の陥入・縦割れには、周皮細胞の関与が推察された。
【まとめと展望】
他の発生段階についても三次元再構築を行い、陥入・縦割れに関与している可能性が疑われた周皮細胞の特性をさらに詳細に解析を進めることで当初の目標を達成すると思われる。
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