研究課題
萌芽研究
研究課題を達成するために、平成17年度は以下の研究を遂行した。1:DNA vaccinationによる作製された抗体のCharacterization平成16年度の成果として、抗PDGF受容体抗体産生ハイブリドーマクローンを10株樹立した。作製された抗体のCharacterizationを行う中で以下のことを見出した。1-1:従来の部分精製されたタンパク、あるいはペプチドを抗原として作製された抗体は、DenatureされたPDGF受容体には反応するが、NativeなconformationのPDGF受容体を認識しないことが多い。1-2:DNA vaccinationによる作製された抗体は、NativeなconformationのPDGF受容体を認識するが、DenatureされたPDGF受容体には反応しないことが多い。これらの結果は、DNA vaccinationによる抗体作製法が治療薬としての抗体作製法として、効果的な方法であることを意味するものである。2:PDGF受容体発現癌腫のスクリーニング治療薬としての抗体の利用を目指している。ターゲットとなる癌腫を選択するために、抗体、および、Q-PCRをもとにPDGF受容体発現癌腫のスクリーニングを行い、子宮体癌、乳癌にPDGF受容体が発現しているものが多いことを見出した。
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