研究課題/領域番号 |
16659072
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山中 伸弥 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (10295694)
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研究分担者 |
一阪 朋子 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教務職員 (40362850)
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研究期間 (年度) |
2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | ES細胞 / 分化多能性 / 転写因子 / エピジェネティックス / 初期化 |
研究概要 |
ES細胞は分化多能性を維持したまま半永久的に増殖することから、細胞移植療法の資源として価値が高い。しかしヒトES細胞には受精卵の利用という倫理的問題が影を落とす。成体からES細胞に類似した多能性幹細胞を樹立できたなら、細胞移植療法にとっての理想的な幹細胞となりうる。私たちは、これまでES細胞などの多能性幹細胞で特異的に発現する遺伝子群(ECAT : ES cell associated transcript)の同定と機能解明を進めてきた。本研究においてはECAT遺伝子群を選択マーカーとして、成体マウスからの多能性幹細胞分離を試みた。 1.最適の多能性細胞マーカーの決定 ECATの中でどの遺伝子が選択マーカーとして適しているかを検討した。ES細胞との融合によるリプログラミング系で検討した結果、ECAT3がマーカーとしてすぐれていることがわかった。 2.細胞培養条件の最適化 リプログラミングを誘導する培養条件として、LIFは必要であるが、フィーダー細胞は必須でないことを見いだした。 3.クロマチン修飾薬剤の検討 体細胞をアザデオキシシチジンやトリコスタチンで処理することにより多くのECAT遺伝子の発現が誘導されることを明らかとした。 今後、これらの実験系を用いて、初期化能力のある因子や遺伝子の探索を行う。
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