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「Work-Family Conflict」の健康影響に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16659160
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関九州大学

研究代表者

萩原 明人  九州大学, 大学院医学研究院, 助教授 (50291521)

研究分担者 信友 浩一  九州大学, 大学院医学研究院, 教授 (90037424)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード労働ストレス / 家事ストレス / コンフリクト
研究概要

労働者が家庭内の役割(例、育児、近所付合い等)と職場業務が両立し難い事態に起因するストレスを「Work-Family Conflict」という。本研究の自的は、2年の研究期間中に、わが国の職業を有する成人男女を対象に、(1)労働ストレスとしての「Work-Family Conflict」の評価指標の開発、(2)「Work-Family Conflict」の精神的および身体的健康度に及ぼす影響の定量的評価、(3)ソーシャル・サポートによる「Work-Family Conflict」に起因するストレスの緩和効果の評価、および、(4)「Work-Family Conflict」の健康行動(例、飲酒、喫煙、等)に及ぼす影響の定量的評価、を行うことであった。
1年目は、社会学および産業医学分野における「Work-Family Conflict」に関する文献をレビューし、論点の整理を行った。その際、以下の項目を中心に作業を行った。
(1)先行研究で用いられているWork-Family Conflict」の概念や評価指標の整理、
(2)「Work-Family Conflict」の評価指標に関し、従来から提出されている疑問点の整理、
(3)「Work-Family Conflict」の影響に関する知見の整理。
更に、文献的検討の成果を基に、「Work-Family Conflict」の評価指標、ならびに、質問票の案を作成しパイロット・スタディを行い、信頼性や妥当性を検討し、質問票を確定した。
2年目は、職業を有する成人男女を対象に、上記の質問票を用いた調査を行い、「Work-Family Conflict」の精神的および身体的健康度に及ぼす影響の定量的評価を行った。その結果、Work-Family Conflictは性別を問わず、精神的および身体的な影響を及ぼしていることが明らかになった。(775字)

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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