研究課題/領域番号 |
16659177
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
浅香 正博 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (10113507)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | アルドラーゼA / RNAi法 / 肝癌細胞 |
研究概要 |
哺乳類のアルドラーゼにはA、B、Cの3つのアイソザイムの存在が知られているが、癌細胞では、アルドラーゼAの発現が優位に認められる。A型アイソザイムはB型に比して10倍以上の酵素効率があるため、癌細胞のような莫大な代謝を営んでいるところにはアルドラーゼAが必要となると考えられている。ヒト肝臓はB型が優位であるが、胎生期はA型が優位になっている。今回の検討は、解糖系のアイソザイムをブロックすることにより、癌細胞にどのような影響を与えるかという壮大なテーマの第一歩と考えている。アルドラーゼAのブロックにより、(1)癌細胞のアポトーシスによる細胞増殖の抑制(2)アイソザイムのB型への偏倚、それに基づく細胞増殖の抑制あるいは分化の2通りが考えられる。 RNAi法によりアルドラーゼAをほぼ抑制できる実験系を確立することができた。Preliminaryに肝癌培養系で実験を開始したが、アルドラーゼAの抑制により肝癌細胞増殖を十分抑制はできなかった。その原因について、特異性や精度について検討を行っているところである。癌細胞の低栄養、低酸素状態ではアルドラーゼAの発現が明らかに増加していることより、さらに強力にアスドラーゼAの発現抑制可能なRNAi法を開発中である。
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