研究課題/領域番号 |
16659250
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小川 誠司 東京大学, 医学部附属病院, 寄附講座教員 (60292900)
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研究分担者 |
千葉 滋 東京大学, 医学部附属病院, 助教授 (60212049)
鈴木 隆浩 東京大学, 医学部附属病院, 寄附講座教員 (40345210)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | マイクロアレイ / メチル化 / 造血幹細胞 / 分化 / コピー数解析 / モデルマウス / Affymetrix |
研究概要 |
DNAのメチル化のON/OFFは遺伝子の発現制御の重要なメカニズムであるが、ゲノムのメチル化は個体の発生を通じて劇的な変化を受ける。本研究では、CGHアレイの技術を応用することにより造血幹細胞の発生・分化の過程でゲノムに生ずるメチル化の状態を網羅的に解析し、ゲノムのメチル化による造血発生の制御を明らかにすることを試みた。 (1)CGHアレイを用いたゲノムのメチル化の網羅的解析 ゲノムのBACクローンはRPCIより購入した。約3000クローンからなるBAC DNAをsmall scaleで調整し、DOP PCR法を用いてDNA増幅を行ったのち、GMS428アレイヤーを用いてガラススライド上にスポットすることによりゲノムアレイを作成した。CGH法によりメチル化解析法の基礎的検討を行う目的で、全骨髄細胞からゲノムDNAを調整し、メチル化特異的PCR法によりメチル化領域を含むゲノム断片をPCR増幅し、メチル化非特異的なPCRにより増幅したゲノムとともに、上記で作成したアレイ上でCGHを行った。上記の方法により、複数の領域について、メチル化特異的プローブによりシグナルの増強が確認された。 (2)マウス造血幹細胞の分画とDNA調整 マウスより骨髄単核球細胞を採取し、FACS Vantageによりc-Kit+Scal+Linage-の分画のソーティングを行い、得られた1x10^5個の細胞からゲノムDNAの抽出を行い、約2ugのDNAを回収した。今後得られた造血幹細胞分画のゲノムとlinage-細胞のゲノムの比較を行うことにより、造血幹細胞の分化に伴って特異的にメチル化を受けるゲノム領域の同定を試みる予定である。
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