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致死的なAeromonas感染症分離菌株の病原因子の解析

研究課題

研究課題/領域番号 16659295
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関宮崎大学

研究代表者

立山 直  宮崎大学, 医学部, 助手 (80227115)

研究分担者 松岡 博史  宮崎大学, 医学部, 助手 (30315379)
瀬戸山 充  宮崎大学, 医学部, 教授 (30128433)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードAeromonas壊死性軟部組織感染症 / Hemolysin / Hyaluronidase / クローニング / ショットガンシークエンシング / アノテーション / Aeromonas / 溶血活性
研究概要

1.菌株の収集:萌芽研究を開始したころは、致死的な感染症由来菌株は3株、その他17株を収集していた。現在は致死的な症例からの株を新たに3株、敗血症由来株を9株収集することができた。いままでのゲノム解析によって、同じ致死症例由来株間でも遺伝子にかなりの相違があることがわかっている。さらなる検討のために致死症例由来株に加えて下痢由来株の収集もしなければならないと考えている。
2.新規溶血活性物質とヒアルロニダーゼの精製と同定:それぞれについて、種々のクロマトグラフィーの手法を組み合わせることにより精製過程は完成したと考えている。現在は、エロモナスの遺伝子のクローニング実験の行うことにより、それぞれ物質の責任遺伝子を同定しようとしている。具体的には、それぞれのエロモナスの遺伝子をプラスミドにクローニングし、大腸菌にトランスフォームして大腸菌を増殖させ溶血活性やヒアルロニダーゼ活性を持つ大腸菌の株をスクリーニングする。活性を持つ大腸菌のプラスミドをランダムショットガンシークエンシングし塩基配列を決定し、アノテーションにより責任遺伝子を推定する。そして推定された責任遺伝子にトランスポゾンを挿入することにより、大腸菌が溶血活性物質やヒアルロニダーゼを産生しなくなることを確認する。そうすることにより遺伝子を同定することができる。現在、ヒアルロニダーゼの責任遺伝子を推定したところまで進行している。新規溶血活性物質に関しては、約3000株のクローニングした大腸菌から108株の溶血活性株ができた。その株を全塩基配列の決定しているエロモナス株の遺伝情報を利用することによって5系分類し、それぞれの塩基配列を決定しているところである。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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