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一卵性双生児統合失調症不一致例培養リンパ芽球の網羅的遺伝子発現探索

研究課題

研究課題/領域番号 16659307
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 精神神経科学
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

垣内 千尋  独立行政法人理化学研究所, 精神疾患動態研究チーム, 研究員 (90342766)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード統合失調症 / 双生児 / 培養リンパ芽球 / DNAマイクロアレイ / 双生児不一致例 / リンパ芽球様細胞
研究概要

本研究の目的は一卵性双生児統合失調症不一致例のリンパ芽球の遺伝子発現量の測定から病態解明への手がかりとなる可能性のある候補遺伝子を探索を行うことである。理化学研究所・脳科学総合研究センターにおける倫理委員会承認のもと、一卵性双生児統合失調症不一致例2組、対照例1組に口頭及び書面にて研究の意義、方法を十分に説明し、同意を得た上で採取された末梢血のリンパ球からB95-8細胞株由来EBウイルスを用い芽球化した細胞について、DNAマイクロアレイによる網羅的遺伝子発現探索をAffymetrix社のHu133Aチップを用いて行った。解析ソフトGeneSpring(Silicon Genetics)を用いてそれぞれの双生児間における遺伝子発現の違いについて検討したところ、全体的な遺伝子発現変動は1ペアでは対照組より大きいが、もう一組では対照ペアとの差がはっきりしなかった。発現変動の大きかったペアについて発現量が低下していた遺伝子の1つであるケモカインレセプターについて候補遺伝子と考え、遺伝子発現及び遺伝子多型について健常者及び統合失調症患者由来の細胞もしくはDNAを用いてケースコントロールスタディーを行った。発現量は定量的PCR法にて測定し、遺伝子多型の判定はTaqmanプローブ(AppliedBiosystems)を用いて行った。preliminaryな解析結果では、発現量について差はみられず、遺伝子多型については関連がある可能性が示唆された。ケモカインレセプターと疾患の関連についてさらなる検討が必要であると考えられた。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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