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RI標識アネキシンVの抗癌剤誘導アポトーシスの評価に対する有用性についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 16659327
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関大阪医科大学

研究代表者

猪俣 泰典  大阪医科大学, 医学部, 助教授 (90176462)

研究分担者 楢林 勇  大阪医科大学, 医学部, 教授 (60122438)
小森 剛  大阪医科大学, 医学部, 講師 (50309142)
研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード125-I Annexin V / Apoptpsis / CDDP / Radiation / 125-I annexinV / アネキシンV / アポトーシス / シスプラチン / PC-1 / I-125
研究概要

ヒト由来肺癌細胞であるPC-1を使用して、これまでに抗癌剤投与あるいは放射線照射(5Gy-20Gy)によりアポトーシス惹起されることを125-I標識アネキシンを用いて明らかにした。今回は両者の併用によるアポトーシスについても検討した。
抗癌剤(CDDP)にて処理した腫瘍細胞(ヒト肺癌細胞株PC-1)を用意し、細胞はmedium中に3X10^6の浮遊液とした。抗癌剤未処理細胞群(コントロール群)、抗癌剤処理細胞群、抗癌剤未処理細胞+放射線照射(5Gy,10Gy)群、抗癌剤処理細胞+放射線照射(5Gy,10Gy)群について照射後3,6,12,24時間後に125-I標識アネキシンを0.2μCi/mlとなるように加え、water bathにて90分インキュベートした後にガンマカウンターにて計測した。
3時間後では照射の有無にかかわらず抗癌剤処理細胞群および抗癌剤処理細胞+放射線照射(5Gy,10Gy)群に125-I標識アネキシンの取り込みが見られ、照6-12時間後まで125-I標識アネキシンの取り込みがみられた。5Gy群と10Gy群との間に差は見られなかった。PC-1では放射線によるアポトーシスは抗癌剤によるアポトーシスよりも少ないことをこれまでに明らかにしたが、抗癌剤と放射線との併用によるアポトーシスの増強効果は見られなかった。24時間後にはすべての群でアポトーシスの著明な増加が見られた。アポトーシスを起こすことを証明した抗癌剤処理細胞群をもちいた125-I標識アネキシン法とTUNEL法との比較検討ではアポトーシス早期とアポトーシス中・後期を明確に区別することは出来なかった。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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