• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

脳血管攣縮の新しい治療戦略-血管平滑筋収縮タンパク質の直接制御-

研究課題

研究課題/領域番号 16659395
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関東京医科大学

研究代表者

三木 保  東京医科大学, 医学部, 助教授 (30219604)

研究分担者 渡辺 賢  東京医科大学, 医学部, 講師 (60191798)
橋本 孝朗  東京医科大学, 医学部, 助手 (60266517)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード脳血管 / 攣縮 / 平滑筋 / 収縮タンパク質 / 熱ショックタンパク質 / クロスブリッジ / heat shock protein / 膜透過性
研究概要

脳血管攣縮を、その反応の最下流である収縮タンパク質アクチン・ミオシンの相互作用(クロスブリッジ形成)を阻害することで、抑制する治療戦略を打ち立てることを目的として、昨年度に引き続きheat shock protein 20 (HSP20)の平滑筋アクチン結合部位(残基110-121)由来ペプチド(HSP20p;Ac-GFVAREFHRRYR-NH2)アナログが、モデル平滑筋収縮に与える影響を検討した。収縮増強・抑制という相反するHSP20pの作用点を明らかにするため、ペプチドの各アミノ酸残基をグリシン置換したアナログを合成しモデル平滑筋収縮への効果を検討したところ、収縮抑制にR114,R121の2つのアルギニンが必要であることが明らかになった。更に、G110、F112の間へのアルギニン、もしくはリジンの挿入によりより強い平滑筋収縮抑制が得られる、という予備実験結果を得、第83回日本生理学会において発表を行った(Yoshino et l. 2006)。又、本データを広く公開すべく、英文誌への論文投稿の準備を進めている。
又、HSP20pの脳血管収縮・弛緩に対する効果について動物実験を行い、モデル平滑筋と同様に血管収縮に対して増強・抑制の2相性効果を持つ一方、弛緩経過を著明に延長させることを明らかにし、第83回日本生理学会において発表を行った(Hashimoto et al., 2006)。又、弛緩延長効果の作用点を明らかにするため、HSP20pアナログを用いて詳細な検討を行った。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi