研究課題/領域番号 |
16659407
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
平田 仁 三重大, 医学部, 助教授 (80173243)
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研究分担者 |
長谷川 正裕 三重大学, 医学部附属病院, 助手 (40308664)
宮本 啓一 三重大学, 工学部, 助手 (70252343)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | エラスチン / 生体吸収性合成高分子 / 医工学 / 動的組織再生 / 人工靭帯 / 人工血管 / 人工神経 / 人工筋肉 |
研究概要 |
現在医工学技術の開発競争は世界中で繰り広げられ、近未来の一大産業へと成熟することが期待されている。これまでに皮膚、軟骨、骨に関してはさまざまな技術が開発され、実用化への目処も立ってきた。また、様々な組織に由来する幹細胞、前駆細胞の単離技術、種々のサイトカインを用いた分化誘導技術の進歩により、体外で組織を構築し、生体に移植するというストラテジーも現実味を帯びてきた。しかしながら、一方で骨格筋、血管、心臓、神経、腸管など弾力性と強度が共に要求される軟部組織の医工学技術の開発は遅々として進まない。これら軟部組織の人工臓器の作成には弾性と組織親和性を併せ持つ新規の足場材料の開発が不可欠と考えられる。我々はエラスチンからなる伸縮性ハイドロゲルと、伸縮性の生体吸収性合成高分子からなるナノファイバー構造体の開発を行い、その物性、生物学的特性の解析を行うとともにin vitroにおいて伸展細胞培養を行い、動的組織再生に関する検討を行ってきた。その成果は(1)第20回ライフサポート学会(演題:口頭発表"再生医療支援用に開発した生体吸収性エラスチン複合材料")、(2)第53回高分子討論会(演題:動的組織培養を支援するエラスチン化ナノファイバー)、(3)第42回日本人工臓器学会大会(演題:組織工学用バイオエラストマーの開発□動的培養基材としてのエラスチンゲルシート)、などで平成16年度に報告してきている。現在これらの基礎研究の結果を踏まえて人工血管、人工靭帯の開発を手がけており、平成17年度にはin vivoでの実験を行いこれら技術の確立と臨床への展開を模索する。
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