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マウスクローン胚における遺伝子リプログラミング最適化の試み

研究課題

研究課題/領域番号 16659454
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

吉村 泰典  慶應義塾大学, 医学部, 教授 (10129736)

研究分担者 田中 守  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20207145)
松本 直  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (00327595)
服部 純尚  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (60327591)
研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2004年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
キーワードマウス / クローン胚 / リンカーヒストン / リプログラミング
研究概要

体細胞型リンカーヒストンH1cの翻訳領域を含むベクターより翻訳領域を制限酵素によって切り出し、EGFP発現ベクターに組み替え、Tet-off誘導型のリンカーヒストン恒常発現細胞株を作成した。GV期およびMII期のマウス未受精卵を使用し、倒立位相差顕微鏡のマイクロマニピュレーターに装着したピエゾドライブインパクトマニュピュレーターにより、GV卵、MII卵の細胞質に様々な条件下でGFP-H1c発現3T3細胞の核を注入するための検討を行った。本年度の研究においては、ピエゾドライブインパクトマニュピュレータの至適条件の検討を行い、体細胞核の注入に最適化した注入圧、注入時間、ピエゾドライブ駆動時間、駆動振幅を決定する事が可能となった。さらに卵子内でのリンカーヒストン結合動態の検討を行った。未受精卵を使用し、GFP-H1c, GFP-H1oo発現ベクターをピエゾドライブマイクロマニュピュレータを使用してマイクロインジェクションした。その結果、卵子内での安定したGFP-H1c, GFP-H1ooの発現および卵子核への集積が認められた。今後、実際の卵子内での体細胞型および卵子特異的リンカーヒストンクロマチンへの動的結合動態を観察し、各卵子成熟過程および受精、体細胞核移植過程における各種リンカーヒストンの結合動態を明らかにする事が可能となった。本研究によって、マウスクローン胚における遺伝子リプログラミング最適化への端緒がついたものと考える。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Chromatin remodeling with oocyte-specific linker histones2004

    • 著者名/発表者名
      Tanaka M, Teranishi T, Yoshimura Y
    • 雑誌名

      J Mamm Ova Res 21

      ページ: 82-88

    • NAID

      10014108683

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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