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樹枝状細胞の抗アカントアメーバー作用の研究

研究課題

研究課題/領域番号 16659475
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関愛媛大学

研究代表者

大橋 裕一  愛媛大学, 医学部, 教授 (00116005)

研究分担者 宇野 敏彦  愛媛大学, 医学部, 助教授 (50243796)
川崎 史朗  愛媛大学, 医学部附属病院, 医員 (00403816)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードアカントアメーバ角膜炎 / monocyte / 樹状細胞 / 免疫療法 / 温度感受性 / 免疫学的療法
研究概要

Monoccyteによる抗アメーバ作用の検討
健康正常人の末梢血から分離したmonocyteとアカントアメーバ栄養体を培地RPMI(10%FBS入り)で共培養したが、アメーバの数は不変であり、むしろmonocyteの数がむしろ減少した。このことより、37℃、5%CO_2の条件下では、monocyteや樹状細胞といった免疫担当細胞による単純な抗アカントアメーバ療法では直接的な効果は得られにくいと思われた。
Monocyteに対するアポトーシスの誘導
次に、我々は、このmonocyteの減少結果に着目し、以前に報告したアカントアメーバによる角膜上皮細胞のアポトーシス誘導現象がmonocyteにも生じているか否かを検討した。もし、 monocyteにアポトーシスが誘導されるのであれば、アカントアメーバ角膜炎でみられる輪状浸潤の病態解明の糸口となる可能性がある。そこで、共培養したmonocyteを遠沈してスライドガラス上にスメアを引き、tunel染色によりアポトーシス誘導の有無を検討中である。
アカントアメーバの温度感受性の検討
アカントアメーバによる病変が一定期間、実質表層に止まる傾向が強い事実は温度に対する感受性を有する可能性を示唆する。そこで、アカントアメーバを25℃、30℃、37℃、40℃の条件で単独培養し、その成育曲線を検討したところ、40℃において若干の発育阻止効果を認めた。今後、温熱療法の可能性について検討を進める予定である。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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