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頭頚部癌細胞由来RNAヘリカーゼのクローニングと機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 16659565
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関松本歯科大学

研究代表者

古澤 清文 (2005)  松本歯科大学, 大学院歯学独立研究科, 教授 (90165481)

橋本 雅幸 (2004)  松本歯科大学, 歯学部, 助手 (10367518)

研究分担者 上松 隆司  松本歯科大学, 大学院歯学独立研究科, 助教授 (40203476)
堂東 亮輔  松本歯科大学, 歯学部, 助手 (40329470)
古澤 清文  松本歯科大学, 大学院・歯学独立研究科, 教授 (90165481)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード頭頸部癌 / ヘリカーゼ / 酵素 / RNAヘリカーゼ / クローニング / cDNAライブラリー
研究概要

【目的】本年度の研究では、分離された頭頸部癌培養細胞から抽出した蛋白に対するポリクローナル抗体を作成し、遺伝子クローニングを行った。
【方法】以下の方法で行った.
1.頭頸部癌培養細胞から抽出したα-N-acetylgalactosaminidase活性を示す蛋白を抗原とし、ウサギを宿主としてポリクローナル抗体を作製した。
2.頭頸部癌のHela細胞より抽出したmRNAを抽出し、1^<st> strand cDNAを調製後、UNIZAP XR VECTORに挿入してcDNAベクターライブラリーを作製した。ファージベクターのホストとしてXL-1 Blueを用いた。
3.XL-1 Blueを用いてファージタイターは2.4×10^<12>Pfu/mlで、このファージライブラリーを用いてクローニングを行った。
4.IPTGを添加したNZY平板培地に、ファージを吸着させたXL-1 Blueをまき、42℃の温度シフト後に形成されたプラークをブロッティング膜に転写させた。作製したポリクローナル抗体を用いてECL法によってクローンを検出した。
【結果】Hela細胞より抽出した、約2500塩基のリーディングフレームを持つ新規mRNAをクローニングした。本蛋白は、DEVD Boxを有し、N末端側に塩基性アミノ酸配列と核移行シグナルが、またC末端側には回文構造がみられた。NCBIのBlastnによる解析では、RNAヘリカーゼ様構造を持つとともに、α-ガラクトシダーゼやグルクロニダーゼとの相同性もみられ、糖鎖構造を脱糖鎖する機能を有すると考えられた。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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