• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

骨再生を目指した転写因子Osterixの機能調節機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16659567
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関北海道大学

研究代表者

加我 正行  北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助教授 (70125300)

研究分担者 吉村 善隆  北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (30230816)
出山 義昭  北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助教授 (80271667)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードオステリックス / 転写因子 / 骨芽細胞様細胞
研究概要

昨年度に引き続き、Osterix転写活性化領域の詳細を同定するために、GAL4-binding sitesと連接させたルシフェラーゼreporter plasmidを用いたGal4融合システムレポーター分析を行い、Osterixの転写活性を調べた。その結果、Osterixの転写活性領域がプロリンとグリシン残基に富んでおり、哺乳類とイーストの細胞における活性の特性を持っていることを認めた。GST-pull down分析および免疫沈降法では、TBPではなく、基本転写因子であるTF-IIBが転写活性領域に結合することを示した。
さらに、Osterix相互作用因子を探索するために、FLAG-tagを付加したOsterix発現plasmidを培養細胞に導入し、αFLAG抗体を用いた免疫沈降法を行ったところ、in vivoとin vitroにおいて、OsterixがそのC末端Zinc-Finger領域を通して、クロマチンリモデリング因子Brg-1および癌抑制遺伝子p53と相互作用することを見つけた。
Osterixにより発現制御される遺伝子群の検索するために、G418耐性遺伝子を有したOsterix発現plasmidを作製し、薬剤選択によりOsterix遺伝子をstableに過剰発現するSaOS2細胞を樹立し、その遺伝子発現について解析した。RT-PCR法により骨芽細胞特異的遺伝子群の発現について検討したところ、Osterix導入により、親株のSaOS2細胞に比べてオステオカルシンmRNAの亢進が確認できたが、アルカリ性ホスファターゼmRNAの発現には影響がみられなかった。さらに、網羅的遺伝子発現解析を行った結果、Osterix導入により発現亢進また抑制される遺伝子が多数検出された。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi