研究課題/領域番号 |
16659586
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研究種目 |
萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 九州歯科大学 |
研究代表者 |
宗 洋一郎 九州歯科大学, 歯学部, 助教授 (90047803)
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研究分担者 |
横田 誠 九州歯科大学, 歯学部, 教授 (40107298)
内藤 徹 福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (10244782)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 歯周病 / 医療情報 / マスメディア / 健康情報 |
研究概要 |
マスメディアの提供する医療情報は、社会的に大きな力を持ち、医療消費者の動向を左右する。とくに、がんのような重篤な疾患や、糖尿病、高血圧、歯周病のような、罹患率が高く、難治であるコモンディズイーズの場合には、その傾向が顕著である。このため、口腔疾患に関連する医療の情報がマスメディアによってどのように提供されているかという特性を明確にすることが重要と思われる。 今回は対象疾患として、根尖性歯周炎にターゲットを絞り、Medline収載誌を対象として、根尖性歯周炎の治療とその予後に関する文献の検索を行った。当該分野においては、メタアナリシスがいくつか存在し、科学的な検証の行われている予後の良好な治療法の推奨が可能であることが示唆されている。 歯科に関連した医療情報が量的に増加することは、国民への歯科医療に関する啓発につながり、口腔保健の重要性への認知を高める上で重要である。この点においては、新聞紙上における歯周病をはじめとした口腔関連疾患や歯科治療に関連する記事の出現が増えていることは有効であると思われる。しかしながら、不正確な情報が流布されたり、出所の明らかでない情報が流通することは、医療全体に悪影響を及ぼすことも考えられ、医療情報の正確さの判定システムなどを検討する必要も出てきた。
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