• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

フィールドで高齢者の咀嚼運動を解析するためのシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16659587
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 社会系歯学
研究機関日本大学

研究代表者

那須 郁夫  日本大学, 松戸歯学部, 助教授 (80112952)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード咀嚼運動 / 顎運動 / 加速度センサー
研究概要

最近,米国において開発された加速度センサーを利用して顎運動を感知し,マイクロチップコンピュータでこれを制御しつつ,その出力データをパーソナルコンピュータに蓄積して解析するシステムの構築(機器開発およびソフトウエア開発)を本研究の目的とした。
今年度は,新たに高性能な加速度センサーを得て,PICマイクロチップを用いたマイコンコントロール部,Windowsパソコン(本補助金を得て購入し解析速度の向上を見た)を用いたパソコン部の3部でシステムを製作構成し,所期の目的をほぼ達成できる計測が可能になった。
ソフトウエアは,マイコンコントロール用と,パソコン側のデータ受信・蓄積用,および,データ解析用の3種類が必要であり,本補助金のLabView計測用ソフトをバージョンアップして作成できた。
使用電子部品は,すべて民生用として市場に販売されているものを利用して組み立てを終了し比較的安定に動作させることができ,重力に対するシステムの忠実性,再現性を検討して,加速度運動が正しく計測できることを確認するための実験を継続した。
その結果,本装置は装着に簡便であり,設置場所においても特別な準備は必要ないので,応用範囲が極めて広いことが確認された。また,計測方法の基準作りのための基準食品の開発については,現在食品メーカとの共同開発を模索中である。
今後,実際に高齢者の咀嚼時の顎運動を計測記録する予定である。また,健康診断の現場で試験的に用いることによりフィールドでの応用法開発を進めることも計画している。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi