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筋トーヌス亢進に対する関節可動域温存によるケア実施時の安楽性に関する検討

研究課題

研究課題/領域番号 16659599
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 基礎看護学
研究機関愛知医科大学

研究代表者

中野 隆  愛知医科大学, 医学部, 教授 (30148332)

研究分担者 藤井 徹也  名古屋大学, 医学部, 助教授 (50275153)
佐藤 美紀  愛知県立看護大学, 看護学部, 講師 (10315913)
小澤 由紀  愛知医科大学, 医学部, 助手 (80367755)
土井 まつ子  愛知医科大学, 看護学部, 教授 (00155615)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード筋トーヌス / アイスマッサージ / 関節拘縮 / ラット
研究概要

拘縮ラットを作成するにあたり、カルプロンフェンRを皮下注射(4mg/kg)で麻酔したWistar系雄ラット(12匹)にプライトン(熱可塑性プラスチックキャスト)とステンレス製の細かな網目の金網を2重巻きにし、最後にワイヤーを巻き、右側足関節を底屈位の状態にした。この方法により、ほとんどはずれることもなく、ラットに齧られることもなく、足関節拘縮モデルを作成することができた。また、今回の実験に関しては、愛知医科大学動物実験委員会の承認(承認番号:2005-53)を受けた。拘縮期間は1週間と2週間、4週間とした。実験期間後、エーテルにより、安楽死をさせた後、両側の下腿三頭筋・前脛骨筋を採取した。ヒラメ筋の一部は10%中性緩衝ホルマリン液で固定後、パラフィン包埋し、マッソン・トリクローム染色を施した。採取したそれぞれの筋組織(下腿三頭筋・前脛骨筋)を液体窒素で冷却したイソペンタン内で急速に凍結固定し、クライオスタット・ミクロトームで10μmの連続切片を作成した。次いでミオシンATPase染色を施し、筋線維のタイプ別に横断面積・構成比を対照群と拘縮群とで比較した。その結果、拘縮群におけるヒラメ筋の横断面積は、固定1週間後で対照群より有意に縮小した。2週間後も縮小したが、4週間後では大きな変化は見られなかった。また、足関節を最大底屈位にすると、下腿三頭筋と前脛骨筋の筋長にどのような変化が起こるか確認中である。今後は、今回の結果を踏まえマッサージによる影響をモデル動物で観察する予定である。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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