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小児がんの子どもが治療に伴う痛みに主体的に関わるためのCAIの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16659604
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関千葉大学

研究代表者

小川 純子  千葉大学, 看護学部, 助手 (30344972)

研究分担者 中村 伸枝  千葉大学, 看護学部, 教授 (20282460)
遠藤 数江  千葉大学, 看護学部, 助手 (70361417)
金丸 友  千葉大学, 看護学部, 助手 (20400814)
村上 寛子  千葉大学, 看護学部, 助手 (00402628)
研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2006年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード看護学 / 主体性 / Computer Aided Instruction / 小児がん / 子どもと家族 / 子ども / 看護 / 痛み / がん / 看護援助
研究概要

作成したCAIの臨床における使用可能性の検討
大学内の倫理審査委員会にて了承を得られたため、9月頃より県内の小児がんの子どもを看護している総合病院にて、看護師により臨床現場でのCAIの使用を開始する予定であった。しかし、病棟の状況やCAIを使用できる初発の患児の入院がなく、看護師による使用には至らなかった。
しかし、9月にジュネーブで開催された第38回国際腫瘍会議にて、CAIの作成に関する発表を行い、各国の看護師より示唆を得た。欧米における小児がんの子どもの治療の中心は外来治療であるため、日本の子どものように病院で制限の多い生活をする必要がないこと、もともと親子関係の中で、子どもが一個人として認められており、年少児から何事にも子ども自身が主体性をもって関わることが求められていることなど、日本との違いを確認することができた。
さらに、研究者自身が試用した子どもは、痛みや検査データが経時的に視覚的情報としてみることができることは、自分の状況をイメージしやすい、という効果に加えて、治療の経過が記載されていると、よりイメージしやすいし、目標が立てやすい、という意見が聞かれた。
臨床における使用に向けては、より焦点をあてた疾患別のCAIの作成が必要であること、また日本の看護師が、小児がんの子どもの治療や処置への主体性にどのように援助し、またどのような場面やどのような事例の対応に困難を感じているのかを調査する必要性があることが分かった。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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