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二重屋根採冷システムとアクティブ冷房の複合に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16686036
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 建築環境・設備
研究機関東海大学 (2005-2006)
福岡工業大学 (2004)

研究代表者

高橋 達  東海大学, 工学部, 助教授 (50341475)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2006年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2005年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2004年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
キーワード二重屋根 / 採冷 / 涼房 / 蒸発冷却 / 被験者実験 / 通風 / パッシブクーリング / 天井扇 / 蓄冷 / 調湿
研究概要

今年度は、通風と天井扇により室内気流を促進させた二重屋根採冷システムの室内熱環境における快適感・温冷感の変化を定量的に把握するために、試験家屋を用いた被験者実験を行なった。
昨年度と同様に東京都立川市にある試験家屋を実験に使用した。特に、天井扇による対流促進の実験のために、天井に扇風機(定格電力使用量43W/台、天井付近の平均風速2.65m/s)を2台設置し、天井表面に気流をあてて室空気を冷やし、室内気流を促進した。実験パターンは「夜間換気」「天井扇による対流促進」「通風」の3つであり、いずれも葦簾による日射遮蔽・天井散水・夜間換気(定格電力使用量4Wの換気扇で20:00〜翌6:00に50m^3/h)を実施しており、被験者はそれぞれ16人、15人、15人である。
2006年8月1〜20日に被験者実験を行なった結果、以下のことが明らかになった。
1)いずれの実験パターンにおいても相対湿度が50〜85%で高かったにも関わらず、MRTが低めに抑えられていたため、90%の申告割合で温度・湿度について「許容できる」という申告が得られた。
2)「天井扇による対流促進」の実験では、外気温30℃以上のときに作用温度28℃未満で温冷感申告が「涼しい」側になり、快適感申告は「快適」側になった。「通風」の実験では、外気温30℃以上のときに温冷感申告が「涼しい」側と「暑い」側とでほぼ半々であり、快適感申告はほぼ「快適」側になった。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 調湿・躯体蓄冷と複合した二重屋根採冷システムによる室内熱環境調整の実験(その1.実験概要と室内熱環境)2006

    • 著者名/発表者名
      布施安隆, 高橋達, 黒岩哲彦
    • 雑誌名

      日本建築学会大会学術講演会梗概集 D-II

      ページ: 639-640

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 調湿・躯体蓄冷と複合した二重屋根採冷システムによる室内熱環境調整の実験(その2.壁・中空層の珪藻土による調湿と除去熱量)2006

    • 著者名/発表者名
      高橋達, 布施安隆, 黒岩哲彦
    • 雑誌名

      日本建築学会大会学術講演会梗概集 D-II

      ページ: 641-642

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 躯体蓄冷・冷房と複合した二重屋根採冷システムによる二重屋根採冷システムによる室内熱環境調整の実験2005

    • 著者名/発表者名
      黒岩哲彦, 高橋達
    • 雑誌名

      日本建築学会大会学術講演会梗概集 D-II

      ページ: 655-656

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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