| 配分額 *注記 |
28,080千円 (直接経費: 21,600千円、間接経費: 6,480千円)
2005年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2004年度: 21,450千円 (直接経費: 16,500千円、間接経費: 4,950千円)
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| 研究概要 |
本研究は,インプラント義歯治療の良好な予後を期待する上で,機能時に加わる荷重の大きさのみならず方向を考慮した設計を行うためのデータを蓄積するために
1)様々な咬合の義歯を装着し支台インプラント数や支台装置を変化させた際のオーバーデンチャー支台インプラントに加わる三次元的な荷重のリアルタイム測定を行う.同時に,義歯粘膜面に加わる荷重の多点同時測定および咬合力測定を行う.
2)MR画像とX線写真に基づき顎顔面三次元画像を構築後,三次元座標を設定し,インプラントの位置・角度および顔面形態と測定した荷重データの三次元複合解析を行う.
こととした.
今年度は,インプラントに加わる荷重について,三次元小型圧電センサをフィクスチャー上に設置し,インプラント義歯咬合面上に設置した圧トランスデューサで記録された咬合力と同時記録し解析を行った.その結果,インプラントに加わる荷重はインプラントの本数,部位および咬みしめ強さにより異なることが明らかとなった.さらに上部構造の設計により大きく異なることが明らかとなった.
三次元複合解析に関しては,CT写真をもとに患者の顔面形態を三次元構築し,三次元座標を設定後,上記の生体内計測データを入力した.その結果,インプラントの本数と部位および上部構造の設計により大きく異なり,これらは,咬みしめ強さによりさらに異なっていた.
本研究結果より,適切な位置のインプラント埋入および上部構造の設計の必要性が示唆された.
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