• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

研究の発展経緯を考慮した論文検索・提供方式の研究

研究課題

研究課題/領域番号 16700023
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 ソフトウエア
研究機関東京工業大学

研究代表者

小林 隆志  東京工業大学, 学術国際情報センター, 助手 (50345386)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードリサーチマイニング / 論文検索 / データマイニング / クラスタリング / 情報分析
研究概要

本研究では学術文献を単純なキーワード検索などより低コストで検索するために,論文間の様々な関係を利用した高度な検索方法を開発することを目的としている.そのための手法としてデータマイニングの手法を用いて論文間のアソシエーションルールを発見し,そのルールと参照関係から研究の発展経緯を抽出する"リサーチマイニング手法"を提案している.
本年度はまず,Web上で広く利用されている文献情報サイトであるDBLPの全データを対象にし,大規模な書誌情報データの効率の良い管理/格納方法を検討し,次に提案手法であるリサーチマイニング手法の効率化,高速化を検討し,昨年度の試作ツールの改良改善を行った.データの蓄積量に比例して抽出される発展経緯も増加するため,その処理方法や表示方法の検討を行った.特に発展経緯の数が増加した場合に,クラスタ化による抽象化表示は重要であるため,クラスタ化のアルゴリズムに関して検討を行った.
さらに,研究者間の関係を文献情報等から抽出した多種類の関係を用いてネットワーク化し,研究者間の新たな関係や論文を発見することを目的としたシステムを提案し,その中で提案手法により抽出された発展経緯を利用する方法を提案した.提案手法によって抽出された研究の発展経緯の関係は単なる共引用関係ではないため,抽出される数が少ないものの,適切に論文間での発展経緯を表現することから,研究者間の関係を表現する接続としても利用できることがわかった.また,研究者間の関係を利用することで,論文の検索に役立つ情報をも与えることができたと考える.

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2006 2005 2004

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] Experience of the Display System for Participant Networks in an Academic Conference2006

    • 著者名/発表者名
      S.Inoue, S.Konomi, T.Kobayashi, M.Tsuchida.M.Kitsuregawa
    • 雑誌名

      電子情報通信学会 DE研/日本データベース学会第17回データ工学ワークショップ(DEWS2006)

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] リサーチマイニング手法を用いた研究の発展経緯確認ツールの実装2005

    • 著者名/発表者名
      吉田 誠, 小林 隆志, 横田 治夫
    • 雑誌名

      DBSJ Letters 4・1

      ページ: 25-28

    • NAID

      40007013148

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] リサーチマイニング手法を用いた研究の発展経緯可視化ツール2005

    • 著者名/発表者名
      吉田 誠, 小林 隆志, 横田 治夫
    • 雑誌名

      電子情報通信学会 データ工学ワークショップ論文集 DEWS2005

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 公開されている論文DBからのマクロ情報抽出に対するリサーチマイニング手法と他手法の比較2004

    • 著者名/発表者名
      吉田 誠, 小林 隆志, 横田 治夫
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌データベース 45・SIG7

      ページ: 24-32

    • NAID

      110002712389

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 論文DBからのマクロ情報抽出のためのクラスタリング閾値設定指針2004

    • 著者名/発表者名
      吉田 誠, 小林 隆志, 横田 治夫
    • 雑誌名

      日本データベース学会DBSJ Letters 3・2

      ページ: 73-76

    • NAID

      40007013103

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] リサーチマイニング手法におけるクラスタリング閾値設定指針の考察2004

    • 著者名/発表者名
      吉田 誠, 小林 隆志, 横田 治夫
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告. DBS,データベース・システム 2004・72

      ページ: 553-560

    • NAID

      110003174792

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi