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分散共用メモリ機能を持つクラスタ計算機用スイッチに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16700072
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 計算機システム・ネットワーク
研究機関九州工業大学

研究代表者

大西 淑雅  九州工業大学, 情報科学センター, 講師 (50213806)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワードFPGA / ハードウェアDSM / クラスタコンピュータ / スイッチ / 階層型 / 大規模 / Handel-C / C言語設計
研究概要

昨年度に導入した大規模回路用FPGA開発評価キットを2セット使用して、「DSM機能を持つクラスタ用スイッチ」のFPGA上の基本設計および試作を行った。設計および試作には、C言語ベースの開発ツール(Handel-C:DK Design)を利用したが、開発に時間を要し、キャッシュ機能、プロトコル機能、トポロジ管理機能などのDSM機能のプロトタイプ実装に留まった。次年度以降も引き続き開発を行い、「DSM機能を持つクラスタ用スイッチ」のプロトタイプ機能の実装を終了させる予定である。
「DSM機能を持つクラスタ用スイッチ」は単体での評価が困難なので、有限要素法といったアクセスパターンが不均一な並列アプリケーションを使用し評価を行う予定であったが、新たに、P2Pネットワークのためのシミュレータをアプリケーションとし評価する検討も行った。なお、222台のPCクラスタを用いたシミュレーション評価については今後の課題となった。関連研究や論文の調査については計画通り実施できた。
最後に、「DSM機能を持つクラスタ用スイッチ」の実用性を確認するために、リコンフィギャラブルコンピューティングに関する応用を検討したが、トポロジ変更に関する機構設計が難しく大きな成果は得られていない。しかし、本研究を進めたことで、ノード計算機の追加や変更が容易に行え、構成の変更によるパフォーマンスの低下を避ける柔軟なクラスタ計算機に関する基礎データを習得することができた。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006 2004

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] Chordにおけるコンテンツ検索の高速化手法の提案2006

    • 著者名/発表者名
      妙中雄三
    • 雑誌名

      第68回情報処理学会全国大会講演論文集 2Q-4

      ページ: 2-2

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] ハッシュ空間の複製によるChordの高速化手法の提案と検証2006

    • 著者名/発表者名
      妙中雄三
    • 雑誌名

      第40回分散システム/インターネット運用技術研究発表会 2006・38

      ページ: 25-30

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 九州工業大学におけるe-Learningの実践2004

    • 著者名/発表者名
      大西淑雅
    • 雑誌名

      メディア教育研究 1・1

      ページ: 45-57

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] マルチスレッドを用いてページ転送遅延を隠蔽するソフトウェアDSMシステム2004

    • 著者名/発表者名
      立川純
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告HPC-099 2004・81

      ページ: 151-156

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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