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悪意ある攻撃の影響を局所化可能な情報提供方式に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16700084
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 計算機システム・ネットワーク
研究機関近畿大学 (2005)
国立情報学研究所 (2004)

研究代表者

藤野 貴之  近畿大学, 工学部, 講師 (60300703)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード攻撃の局所化 / セキュリティ / サーバ分散 / エニイキャスト
研究概要

本研究で提案するanycast managerの機能の一部をIETFで標準化が進められているPCE (Path Computation Element)に置き換え、anycast managerの機能はPCEのトリガとなる位置づけに変更を行う必要があった。ただし、提案する方式では単一のLSPではなく、常に複数のLSPを同時に構築しなければならない。そのため、パス計算アルゴリズムの評価を行えるようなシミュレーションプログラムが必要であり、そのコーディングの途上にある。シミュレーションプログラム完成後には、複数箇所から同時にLSPを構築する問題をPCEを使用して解決するためのアルゴリズムの評価が行えるようになると思われる。
並行して、情報提供サーバ側に何らかの障害または悪意ある攻撃が発生したことをanycast managerに通知するための仕組みの開発を行った。この仕組みは最終的にはTCP上で動作するネットワークアプリケーションとして動作すべきものであるが、その第一段階として、SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)を使用して管理情報を転送し、それをトリガとする方式を採用した。これは電子メールを管理情報を伝える媒体として定義するものである。サーバ側で何らかの障害または攻撃を検知した場合、管理情報に対してあらかじめ定義しておいた文字を含む電子メールをanycast managerに送信し、anycast manager側では受理した電子メール本体に含まれる管理情報に対応するテキストを抽出する。その内容に応じてanycast mangerはLSPの切り替え処理を起動することができるようになる。まずこの仕組みを使用して必要な管理情報の洗い出しを行った上で、必要に応じてネットワーク型プロトコルの設計をすることが望ましいと考えている。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] MPLSを使用したサーバ分散法2005

    • 著者名/発表者名
      藤野 貴之
    • 雑誌名

      近畿大学工学部研究報告 No.39

      ページ: 149-154

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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