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マルチメディア文書データを対象としたジオ・コーディング・システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 16700095
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 メディア情報学・データベース
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

細川 宜秀  名古屋工業大学, 工学研究科, 助手 (50312830)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード地理情報システム / ジオ・コーディング / 文脈認識
研究概要

本研究課題では,マルチメディア文書データ(文字情報に,文書構造(タグ情報),画像,音声,動画が組み合わされたデータ,その代表がWebページ)に含まれる地名から,その地名がさす緯度経度を計算するためのシステム(マルチメディア文書データを対象としたジオ・コーディング・システム)の研究を行っている.ここで,ジオ・コーディング・システムとは,入力された住所名から,それが指す緯度経度を計算するためのシステムを表すが,マルチメディア文書データに含まれる地名表現は次の特徴を持つので,従来のジオ・コーディング・システムをマルチメディア文書データに直接適用することが困難である:(特徴)マルチメディア文書データに含まれる地名が従来のジオ・コーディング・システムが入力として受け付ける住所名と一致せず,多くの場合,住所名表現の一部を表す.
本研究課題では,マルチメディア文書データの文脈認識を伴って緯度経度を選定するためのメカニズムの実現を行うが,本年度は,地理空間上の施設に関する写真とその特徴を表すテキスト・データを用いて,歩行者の身体的状況(怪我による歩行困難な状況や,聴覚障害など)に適した地点群を抽出し,それらを経由する経路を自動生成するシステムを開発した.このシステムは,本研究課題で実現を目指したジオ・コーディング・システムの応用として位置づけられる.つまり,具体的な応用システムを実現することにより,提案するジオ・コーディング・システムの有効性,ならびに,適用範囲を明らかにした.

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 歩行者状況に適合する移動支援設備選択を伴う誘導ルート生成システムの実現方式2005

    • 著者名/発表者名
      多賀大泰, 細川宜秀, 高橋直久
    • 雑誌名

      情報処理学会研究報告 2005-DBS-136

      ページ: 71-78

    • NAID

      110002949255

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] A context-dependent geo-coding method for document databases2005

    • 著者名/発表者名
      Hosokawa, Y., Takahashi, N.
    • 雑誌名

      Information Modelling and Knowledge Bases Vol.XVI(In Press)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] 色とその配置位置に基づいた視覚的印象によるWebページ検索手法の実現方式2005

    • 著者名/発表者名
      石川 幹直, 細川 宜秀, 高橋直久
    • 雑誌名

      電子情報通信学会 第16回データ工学ワークショツプ(DEWS2005) (online)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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