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造形デザイナの感性を理解するコンピュータ支援設計システム

研究課題

研究課題/領域番号 16700206
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 感性情報学・ソフトコンピューティング
研究機関大阪大学

研究代表者

金谷 一朗  大阪大学, 基礎工学研究科, 助手 (50314555)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードデザイン言語 / コンピュータ支援設計 / 複合現実感技術 / ユーザインタフェース / 感性理解 / 複合現実感 / デザイン工学 / K-Vector / HYPERREAL
研究概要

研究実績は次の4点である.
(1)デザイン分析システムの構築とデザイン事例の収集:工業デザイン,建築,彫刻などの立体造形芸術の三次元形状デザインをデザイン要素に分解し,デザイナ感性による分類を行い,それらの分類における微分幾何的,位相幾何的特徴を抽出した.
(2)デザイン行為分析システムの構築とデザイン行為事例の収集:工業デザイナ,立体造形デザイナ(アーティスト)のデザイン行為(発想,プランニング,ドローイング,プロトタイピング,制作など)を行為要素に分解し,解釈するためのシステム(デザイン支援環境,モーションキャプチャシステム)を構築し,事例データベースを作成した.
(3)デザイン辞書構築:工業デザイン,建築,彫刻などの立体造形芸術から分解,抽出されたデザイン要素の微分幾何的,位相幾何的特徴を整理分類し体系付け,新たな形状形態デザインを生成するためのルールを構築した.具体的には,これまでに本研究者が発見している「曲面における感性的特徴量(Kベクトル)」を複合曲面に応用した場合の解釈について,デザイン曲面の組み合わせルール,創発ルールをデザイナ,美術専門家の協力のもと確立した.
(4)デザイナ心理身体モデル構築:工業デザイナ,立体造形デザイナのデザイン行為から分解,解釈された動作特徴を整理分類し体系付け,デザイン行為を支援するためのデザイナ心理身体モデルを構築した.具体的には,デザイナのデザイン行為のうち個別動作レベルについてモーションキャプチャおよびデザイナ自身のアノテーションからデザイン行為とその意味づけのマップを作成し,かつコンピュータを用いて動的にデザイン行為を生成することにより,そのマップをテストすることで,デザイナ心理身体モデルを構築した.

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 3D-CGプログラマーのためのリアルタイムシェーダー2005

    • 著者名/発表者名
      金谷一朗
    • 総ページ数
      183
    • 出版者
      工学社
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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