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ベイジアンブートストラップ法を用いた分割表の全列挙手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16700263
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 統計科学
研究機関新潟国際情報大学 (2005)
島根県立大学 (2004)

研究代表者

小野 陽子  新潟国際情報大学, 情報文化学部, 講師 (60339140)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード分割表 / 近似的ベイジアンブートストラップ / 自動証明 / 近似ベイジアンブートストラップ法 / 分割表の数え上げ / パスカップリング法
研究概要

第75回日本統計学会(平成17年9月12日〜9月15日)にて、「ベイジアンブートストラッピングにおける事前分布の選択」という演題で発表した。本発表は、ブートストラップ法をベイズの枠組みで見直すことで、事前分布の違いがどのように作用するのかを確認し、新たな事前分布を提案したものであった。しかし、この提案はまだ数値実験の段階に留まっており、その妥当性などの証明には至っていない。提案した近似的ベイジアンブートストラップ法の低次モーメントの振る舞いを確認する必要があるものと思われる。また、ブートストラップにおけるサンプリングのランダム性について再考中である。
TPHOLs 2005(平成17年8月、Oxford University, UK)にて、"Formalization of Hensel's Lemma"を発表し、抽象代数の計算機上での証明について、また、今後の自動証明への展望をまとめた。分割表の数え上げにおいて、代数的アプローチは重要な手法のひとつである。この基礎となる抽象代数として、Hensel's Lemmaまでの証明を計算機上で行った。この結果も残念ながら分割表の数え上げに関して直接的な結果を導くには至らなかったが、計算機上で積み上げながら証明をしていくことが今後の分割表全列挙に繋がるものと思われる。現在、プルーフチェッカーであるIsabellを用いて証明を行っているが、このIsabelleの証明成功過程のデータベースを有効活用し、今後の研究に用いたいと考えている。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Formalization of Hensel's Lemma2005

    • 著者名/発表者名
      H., Kobayashi, H., Suzuki, Y., Ono
    • 雑誌名

      Theorem Proving in Higher Order Logics

      ページ: 114-127

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] Random generation of 2 x... x 2x J contingency tables2004

    • 著者名/発表者名
      Matsui, T., Matsui, Y., Ono.Y.
    • 雑誌名

      Theoretical Computer Science 326

      ページ: 117-135

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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