• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

当事者のニーズに基づいた盲ろう者用コミュニケーション機器の分析と試作

研究課題

研究課題/領域番号 16700400
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関東京大学

研究代表者

大河内 直之  東京大学, 先端科学技術研究センター・リサーチフェロー(常勤形態) (30361679)

研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード盲ろう者 / 当事者ニーズ / コミュニケーション / 指点字 / インタフェース / 情報機器 / アクセシビリティ / ユーザビリティ
研究概要

今年度は、主に以下の2つのテーマを柱に研究を進めていた。一つは「盲ろう当事者に対するニーズ調査」であり、もう一つは「既存に研究開発されている盲ろう者向け機器の整理」である。
当事者へのニーズ調査については、現在の盲ろう者のコミュニケーションや情報機器アクセス状況などを詳細に把握するため、当事者に対しインタビューの実施を前提に準備を進めていた。盲ろう者の全国的な集まりや地域の当事者団体が主催する交流会などに出向き、こうしたインタビュー調査への協力を依頼し、また同時に予備的な調査を実施した。現在5,6名の盲ろう者から協力の承諾をいただいており、また予備調査の段階で、
1)盲ろう者向けのスクリーンリーダー及びメールソフトが必要、
2)もっと触読しやすい点字ディスプレイの開発が必要、
3)独力で扱える電気製品やガス器具が必要、などの要望が出された。
既存機器調査に関しては、こうした機器の研究に携わっていた研究者に協力を得ながら、現在調査する項目を固めているところである。特に「指点字」という盲ろう者向けコミュニケーション手段をヒントとした「指点字インタフェース」に関して、複数の方式が存在しているため、まずその整理を予備的に実施した。現在おおよそ
1)ハンマー式、
2)振動式、
3)指つき式、
4)点字提示式、の4方式に分類できることがわかっている。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi