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運動における食事摂取及び呼吸変動に伴う腹部内臓血流分布の検討

研究課題

研究課題/領域番号 16700471
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 スポーツ科学
研究機関東京医科大学

研究代表者

長田 卓也  東京医科大学, 医学部, 助手 (60297281)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
キーワード呼吸変動 / 腹部内臓血流 / 運動 / 消化管血流 / 食事摂取
研究概要

腹部内臓への血流調節は、食事摂取による消化管血流の増大、あるいは運動に伴う骨格筋血流増加への代償作用などがあげられる。一方で、呼吸に伴う胸郭変動が腹部内臓血流に及ぼす影響も示唆される。そこで、本研究では安静時における呼吸変動が腹部内臓血流に及ぼす影響を検討することを目的とした。6名の健常人男性を対象に、空腹状態で安静座位にて4秒間の吸気に続き4秒間の呼気を継続的におよそ4分間行った。呼吸の深度は、各被験者において無理なく自然に8秒間を1サイクルとした呼吸が継続できるものとし、胸式呼吸を心がけるようにした。腹部内臓血流の評価は、先行研究(長田ら1999年)にもとづいて行い、吸気及び呼気時のそれぞれ4秒間に得られた3から4拍の末梢血流速度と血管断面積の積にて算出した。結果は、腹部内臓血流は、吸気では947±230ml/min、呼気では1587±270ml/minであった。呼吸に伴う内臓血流の変動は、胸腔内圧や腹腔内圧の変化に伴って起きる事が推測された。分時間容量では、呼気時は吸気時に比べ1.68倍内臓血流が多いという結果であるが、呼吸のリズムや呼吸時間、更には呼吸の深さなどによって大きく変動するものと示唆される。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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