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聴覚障害学生に対する少人数制クラスの強みを生かした授業方法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 16700544
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関筑波技術大学 (2005-2006)
筑波技術短期大学 (2004)

研究代表者

新井 達也  筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 助教授 (70331303)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード少人数クラス / 個別対応 / 課題分析
研究概要

昨年度までに作成した教材の修正,改善を主におこなった。特に,文章題に関する学習者の取り組み方等を数回のテストによって調査した。その結果,比較的容易な文章題に対しても,学習者の解法は多様であり,解答に至る方法についての説明も様々であることがわかった。昨年度は,関数式を図(グラフ)に表すために必要と思われる学習項目をピックアップし,それらをできるだけ飛躍が少ない自然な流れに沿った教材の作成を試みたが,各学習項目に関する記述方法についてはあまり配慮しなかった。しかし,問題文の構成方法の差異が理解度に大きく影響していることが示唆された。学習者にとって,理解の難しい箇所を特定し,学習の項目内容をさらに吟味することが,学習者の特性に適した教材を作成するために不可欠である。また,昨年度に引き続き個別対応の学習支援に主眼を置き,実験的な授業とその後のアンケート調査のみならず,個々の学生との直接の対話を通して,学習内容の持つ特性及び各学生の持つ特性に関して分析,考察をおこなった。その結果,これまでに収集されたアンケート等によるデータだけでは見出せなかった学習内容の持つ難しさや学生のつまずきの原因などのいくつかかが示唆された。学習項目同士の飛躍を小さくすることのみならず,学習項目の記述についても十分な配慮を怠らないことが不可欠である。今後も図や動画像などを取り入れながら,各学習項目の理解と項目同士のつながりを意識しながら教材の作成していく予定である。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 衛星通信システムによる宇幕を利用した数学科の遠隔授業におけるコミュニケーションとその課題2004

    • 著者名/発表者名
      米山文雄, 新井達也, 森本明, 内野權次, 小林正幸, 三好茂樹
    • 雑誌名

      ろう教育科学 第26巻第2号

      ページ: 15-26

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] The construction of chaotic maps in the sense of Devaney on dendrites which commute to continuous maps on the unit interval2004

    • 著者名/発表者名
      Tatsuya Arai, Naotsugu Chinen
    • 雑誌名

      Discrete and continuous dynamical systems Vol.11, Num.2&3

      ページ: 547-556

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [雑誌論文] P-chaos implies distributional chaos and chaos in the sense of Devaney with positive topological entropy2004

    • 著者名/発表者名
      Tatsuya Arai, Naotsugu Chinen
    • 雑誌名

      3rd Joint meeting Japan-Mexico in Topology and its Applications

      ページ: 43-43

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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