研究課題/領域番号 |
16700561
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
光原 弘幸 徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 助手 (90363134)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | e-Learning / Web-based Learning / Information / Knowledge Sharing / CSCL / Learner-centered Approach / LOM / SCORM / Learning Process Sharing / Multiperspective Thinking / e-Lerning / Learner-cnetered Approach |
研究概要 |
本研究の目的は、"Web上の活動を再現する学習プロセス共有"というWeb教材化の新しいアプローチを採用するe-learningシステムを開発し、その効果を検証することである。 本年度は、Web上の活動を再考し、これまでに実装したサブシステムを改良した.そして、サブシステムを統合したe-learningシステムを構成するための基盤整備を行うとともに、効果を検証するためにサブシステムめ評価を行った。 (1)サブシステムの改良 これまでのサブシステムの試用を通じてWeb上の学習活動を再考し、Webページの"比較"と"適用"が高い学習効果をもたらすと結論付けた。この比較と適用を"多観点思考(Multiperspective Thinking)"と呼ぶ。多観点思考を支援・促進するよう、学習プロセス共有サブシステムと検索支援サブシステムを改良した。 (2)統合e-learningシステムの基盤整備 サブシステムを統合するための基盤整備として、統一的な認証機能、XMLによるデータの蓄積・共有機能を実装した。 (3)サブシステムの評価 学習プロセス共有サブシステムの試用実験を行い、比較と適用を促進・支援することが理解の深化や興味の拡大につながるというデータを得た。検索支援サブシステムの試用実験を行い、実現した検索方式ならびに検索結果表示方式が比較と適用を支援・促進するというデータを得た。 (4)成果報告 国際会議、論文誌等で成果報告を発表した。
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