研究課題/領域番号 |
16700573
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
L・E Anthony (ANTHONY L・E) 早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (10258204)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | corpus linguistics / software / educational technology / concordance / コーパス言語学 / ソフトウェア / 教育工学 / コンコーダンス |
研究概要 |
2005年度中、統合テキスト分析ソフトウェア「AntConc」のユーザー数は益々拡大し、WindowsやLinuxバージョンが8000回以上ダウンロードされました。また、全世界の教育施設の研究室、コンピュータ教室などにもインストールされ、University of California Santa Barbara (US)、University of Alberta (US)、などで「AntConc」が高く評価されています。 「AntConc」のユーザーから、多くの感謝のメールを頂き、ソフトウェアの改善点の要望になるべく反映するよう、開発を続けました。それによって、2005年度には「AntConc」の改善版が5つリリースされ、2006年3月に最新版の「AntConc3.1.302」をアップロードしました。提案書で書いた目標に従って、コンピュータやコーパス分析ソフトウェアに慣れていない方のため、ユーザーガイドシステムを作成し、インターネット上で提供しています。また、以前のバージョンに比べ、各ツールが数十倍速くなりました。 提案書で書いた目標の1つには、膨大なデータを扱うための処理結果をデータベース化し、ハードディスクに保存できるように「AntConc」を改善するということがありました。一方、アルゴリズムを改善することによって、処理結果をデータベース化せずにアクティブメモリでも1000万語のコーパスを容易に扱えるようになりました。 大阪大学大学院のテクニカルリーディングとライティングのプログラムをサポートするため、担当教員、野口教授(武庫川女子大学)と度々連絡を取り、より良いソフトウェアを開発するために変更点や改善点を検討していました。その上、下記で書いたように数回「AntConc」についてセミナーを開催し、国内の多くのユーザーがより効果的にソフトウエアを使えるよう指導しました。
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