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地理情報システムによるジャカルタの水文管理システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16700589
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地理学
研究機関岩手県立大学

研究代表者

PRIMA・OKY・DICKY (PRIMA Oky Dicky A.)  岩手県立大, ソフトウェア情報学部, 講師 (20344624)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードDigital Elevation Model / DEM / Flood Analysis / Basin Modeling / 水文管理 / 河川モデリング / Water Management / Indonesia
研究概要

本年度は、主にジャカルタ水文管理に必要な基本データの構築を行ってきた。
1.資料および情報収集
平成16年4月〜7月にジャカルタ水文解析を行ってきた機関を調査し、バンドン工科大学、インドネシア土地地図整備局、インドネシア農業水利局、インドネシア公共事業庁に委託されたJICAから、ジャカルタの地下水状況地図、洪水ハザード地図、時期別の雨量・河川流量・水位、河川管理計画書を入手した。
2.現地でのデータ収集・調査
平成16年8月25日〜9月8日にジャカルタで水文基本データの収集および調査を行った。インドネシア国土地理院から、ジャカルタのディジタル地図(等高線、河川、道路、土地利用、地質など)を入手した。バンドン工科大学の協力を得て、ジャカルタで測定した土地の浸透測定データを入手し、75ヶ所の測定地点を視察した。また、洪水ハザード地図を基に、洪水に最も影響を与えたPasanggrahan河川、Ciliwung河川、Citarum河川とその周辺も視察した。
3.データ処理
入手した等高線からジャカルタのディジタル標高モデル(DEM)を作成した。ジャカルタの河川流域は、流域の最南部から北部の海まで約25kmの距離があるが、その標高差はわずか60mの平地である。そのため、DEMの精度を向上させるために、DEM作成の際に河川および標高値を持つ地表基準点を考慮して行った。また、75ヶ所の地面浸透測定データを基に補間方法を用いてジャカルタ全域の地面浸透地図を作成した。
4.データベースの構築
入手したディジタル地図、地下水状況地図、ハザード地図、作成したDEMおよび地面浸透地図を同一地理座標でデータベースに登録した。時期別の雨量・河川流量・水位はまだディジタル化されておらず、現在そのディジタル化の作業に取り組んでいる。
来年度は、構築したデータを基にジャカルタの水文管理システムを行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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