| 配分額 *注記 |
5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
2007年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2006年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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| 研究概要 |
平成16年度から,「植民地期ペルーにおける千年王国思想・運動の研究」の一環として,「タキ・オンコイ関連史料集」を翻訳,分析してきた。Luis Millonesの編集したEI Retorno de las huacas: EstudrosyDocumentos del siglo XVZ (Tarea,1990)を基本資料とする「タキ・オンコイ関連史料集」を作成し,基本資料の西文→和文翻訳とデータ化,分析作業を行った(平成17年度は育児休暇のため研究中断)。平成19年度は完訳したこれらの資料についての分析と研究発表「タキ・オンコイ運動に関する近年の研究動向の分析」(日本ラテン・アメリカ学会中部日本部会,於愛知県立大学,平成19年4月6日)を行い,さらに研究報告書『アンデスにおける千年王国思想・運動の研究』I・IIを作成し,翻訳と関連論文を発表した。
また,この研究テーマにも絡む著書『新世界の悪魔-カトリック・ミッションとアンデス先住民宗教』を平成19年12月に大学教育出版から出版した(平成19年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費):課題番号195007)。
平成20年3月にはペルー共和国に史料調査に赴き,これまでの研究の史料補足や今後の研究のための史料,書籍,最新版データ等の入手を行った。
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