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広告資料による映像コーパスの作成と広告を利用した日本語教授法の開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16720120
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 日本語教育
研究機関名古屋大学

研究代表者

杉村 泰  名古屋大学, 国際言語文化研究科, 助教授 (60324373)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード広告 / 映像 / コーパス / 文法 / イメージ / パンフレット / 日本語教育 / 日本語教授法
研究概要

本研究は広告資料の収集、データベース化と、そこに使われている言語表現の分析を行うものである。ここでいう広告資料とは、新聞や雑誌の広告、新聞の折り込み広告、ポスター、パンフレット、電車の吊り広告、看板等、広い範囲のものを指す。これらは一般に、作られては消えていく運命にあり、それを研究資料として保存し、活用するのが本研究の目的である。本年度は次のような作業を行った。
1.広告資料の収集(採集、録画、撮影等)
前年度に引き続き、以下のような広告資料を収集する。
(1)地下鉄の吊り広告、ステッカー、駅のポスター
(2)新聞の折り込み公告、新聞広告、広告年鑑
(3)テレビCM
(4)街のポスターやパンフレット、看板
(5)海外の広告資料(台湾・中国)
2.資料のデータベース化
(1)スキャナーによる資料の読み取り
(2)スキャナーで読み取った資料を年代や企業別に分類整理する
3.日本語表現の分析
広告の見出しに現れた表現をヒントにして、論文「コーパスを利用した複合動詞「-直る」の意味分析」を執筆した
4.教育への応用の試み
これまでに収集した広告資料を使い留学生および日本人学生に対する格助詞の文法教育を実践した。広告画面のイメージが視覚的に格助詞の意味を伝えるため、各格助詞の特徴が認識されやすいことが分かった。
上記の1(1)については、名古屋市交通局協力会および名古屋市内の広告代理店等の協力を得た。本研究によって収集した多数の広告資料は、今後の広告を利用した様々な研究に大いに役立つと考えられる。そのための基礎となる貴重なデータを構築した。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] コーパスを利用した複合動詞「-直る」の意味分析2007

    • 著者名/発表者名
      杉村 泰
    • 雑誌名

      言語文化論集 28・2

      ページ: 87-101

    • NAID

      120000974451

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] イメージで教える日本語の格構文2006

    • 著者名/発表者名
      杉村 泰
    • 雑誌名

      言語文化論集 27・2

      ページ: 53-65

    • NAID

      110004688152

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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