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データ駆動学習による語彙習得を目的としたウェブ拡張型英語学習教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16720126
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 外国語教育
研究機関北海道大学

研究代表者

高見 敏子  北海道大学, 言語文化部, 助教授 (60333639)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード英語教材 / 語彙 / Web-enhanced Language Learning (WELL) / Data-driven learning(DDL) / 北海道大学英語語彙表 / Project Gutenberg / Data-driven learning (DDL)
研究概要

昨年度収集した例文データについて、今年度は(1)例文の出典情報を付加する作業、(2)例文に和訳をつける作業、(3)WWW上で例文データを検索できるようにする作業、(4)WWW上で例文を利用した学習ができるようにする作業、(5)Project Gutenbergでは十分な例文数が得られなかった語について適切な例文を作成する作業、を行った。(1)で例文の出典テキストとその作者の情報を各例文に追加したことにより、例文が古典や著名人の書いた著作からのものであるとわかり、例文への興味が高まって学習意欲が向上すると期待される。文脈と切り離され単独で提示されるとそのままでは理解が難しい例文もあるが、(2)の作業で和訳(必要に応じて短い訳注もついている)を追加し、学習者の例文の理解の助けとした。本研究の成果を広く利用してもらうため、(3)でCGIの例文検索ページを作成し、http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~p16537/kaken2005/で公開している。このCGIでは、検索語として基本形を指定すると、収集した例文データの中でその屈折形を含むものまですべて結果画面に表示され、北海道大学英語語彙表でのレベルも表示される。(4)は検索結果画面から利用できる機能で、基本的には例文データに空欄を作成し、そこに学習者が単語を入力する形式になっている。(5)では、語感がつかみにくいと思われる「評価を表す形容詞」と「科学雑誌コーパスで多用される動詞」に絞って、実際の使用例にもあたった上で教養あるネイティブが例文を作成した。結果として、現代英語で、単独で内容がよく理解でき、日本人学習者に馴染みのある現代の人や物が登場する例文が得られた、という利点があった。現在、検索・学習ページの機能向上を継続しながら、以上の成果の論文発表の準備を進めているところである。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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