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英語学習者の第2言語発達段階がフィードバックの気づきに与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 16720127
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 外国語教育
研究機関信州大学

研究代表者

酒井 英樹  信州大学, 教育学部, 助教授 (00334699)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード英語力 / 第2言語習得 / リスニングテスト / 第2言語発達段階 / 処理可能性理論 / 第2言語処理 / フィードバック / 気づき
研究概要

1.初年度から第2言語習得に対するフィードバックの効果に関する文献研究を進めている。その結果を、英語論文"The Effects of Recasts on Second Language Acquisition"(言い直しが第2言語習得に与える効果)にまとめた(発表予定)。フィードバックが与えられる条件(回数、期間、モード)や、対象となる文法形式、そしてテスト方法が異なるため、先行研究は統一した結論を見出せておらず、研究の余地があることが明らかとなった。
2.研究の目的の1つである「英語学習者の発達段階の測定具の開発」に関する研究については、初年度からデータ収集等を行った。この研究成果に関して、第31回全国英語教育学会札幌大会(北海道教育大学札幌校)において「処理可能性理論に基づいたL2リスニングテストの開発」という題目で口頭発表を行った。さらに、加筆修正し、論文発表を行った(酒井,2005)。主な結果は次の通りである。Pienemann(1998)の処理可能性理論に基づくリスニングテストの開発・検討を行った。大学生62名のテスト結果に基づき、発達段階3と4、3と5、5と6の項目を用いれば発達段階が特定できること、習得の基準として意味理解が100%かつ一致に関する判断が50%以上の正答率であることが、scalabilityの高さ、不適合の人数の少なさ、正答率の順番から考えて、妥当であることなどがわかった。
3.学習者の発達段階がフィードバックの気づきに及ぼす影響について、内省法の一種である回想的報告(retrospective report)という手法を用いて、データを収集し、分析の試みを行った。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 処理可能性理論に基づいたL2リスニングテストの開発(1)2005

    • 著者名/発表者名
      酒井 英樹
    • 雑誌名

      信州大学教育学部紀要 116号

      ページ: 13-22

    • NAID

      110004786134

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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