研究課題/領域番号 |
16720138
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
北出 慶子 立命館大学, 文学部, 助教授 (60368008)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
2005年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2004年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | CMC / 社会文化的アプローチ / 第二言語習得 / ピア協働作業 / 非共時性 / コンピュータ媒介インターアクション / 日本語学習 / 非共時性インターアクション / オンラインインターアクション / 第二言語学習 / インターネットチャット / 電子メール / 会話分析 / 談話分析 |
研究概要 |
前年度のデータ分析から、平成18年度は、学習者間の対話を可能にするため日本語学習者を2人一組のペアにし、タスクベースの非共時性のコンピュータ媒介インターアクションに参加させ、オンライン(BBS)とオフライン(学習者間の口頭対話)両方のデータを収集した。更に、このようなオンラインとオフラインの両方が使い分けできる環境においてLREs(language Related Episodes)という言語的な部分に焦点があたっているメタ言語エピソードが、談話構造上どのような形で遂行されているか、また学習者個々人のLREsに基づいて作成されたポストテストを2週間後に行い、このようなLREsがどの程度、習得されたのかを分析した。 本研究では、BBS活動中のオフライン時でのピアメタ言語エピソードに焦点を置き、社会文化アプローチの視点から、テキスト媒介でおこなうピア協働活動の重要性を見出した。今までのコンピュータ媒介コミュニケーションを利用した第二言語学習では注目されていなかったが、オフライン、つまり共時性のピア対話を導入することによって、非共時性のコミュニケーションでは不足していた累進的で偶発的なフィードバックが可能となることを示唆した。本研究で、コンピュータ媒介コミュニケーションを利用した学習のより効果的な導入方法を提示、またこの分野における研究でオフラインデータの分析の必要性を示唆することができた。 平成18年度は、17年度の研究分析及び追加データ収集の結果をまとめ、国際学会、Joint American Association of Applied Linguistic and Canadian Association of Applied Linguistic 2006 conference (AILA2006)、及び、Computer Assisted Language Instruction Consortium(CALICO2006)で研究発表を行った。以上の結果を論文にまとめ、現在ジャーナルに投稿中である。
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