研究課題/領域番号 |
16720139
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 福岡大学 (2007) 久留米大学 (2004-2006) |
研究代表者 |
庄村 陽子 (一瀬 陽子) 福岡大学, 人文学部, 准教授 (30368881)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2007年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 第二言語習得 / 形態素 / 項構造 / インターフェース / 自他の交替 / 統語構造 / 明示性 / 使役構造 |
研究概要 |
今年度の研究計画に基づき、2005年の調査で得られたデータ分析を通して、さらに浮かび上がった数々の問題点を解明すべく、フォローアップ調査を実施した。場所は前回同様、オーストラリアだが、被験者の重複を避けるために、前回とは異なる機関であるMacquarie大学に協力を要請した。事前に倫理委員会の承認が必要だったため、必要書類を作成して提出し、委員会の承認を得てから調査を実施した。 具体的には先行テスト、Picure-cued Task, Acceptability Judgment Testの3種類のテストを調査内容として盛り込んだ。対象となる被験者は英語母語話者の日本学習者で、熟達度は中級以上ということで募集した。現地ではMacquarie大学の人文学部の先生方のご協力も得て、ウェブ上のみならず、フライヤーや口頭でのアナウンスなど最善を尽くしたものの、予定した人数の被験者に達することはできなかったが、データ分析に支障は無い。現地の先生方との研究情報交換もできて、大変有意義な出張となった。 統制群としての日本人被験者に関しては、専任校の学生さんにご協力いただいた。数多くの方に快くボランティアを引き受けていただき、スムーズに目標人数に到達することができた。 また情報収集のため、広島大学で行われた「思考と言語研究会」などに出席し、今後のデータ分析、論文執筆への示唆を得ることができた。海外からの参加者も多く、大変有意義な会であった。今後の実験計画にも是非役立てていきたい。
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