研究課題/領域番号 |
16720155
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 山口県立大学 |
研究代表者 |
伊藤 幸司 山口県立大学, 国際文化学部, 助教授 (30364128)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 大内氏 / 禅僧 / 港町 / 雪舟 / 東アジア / 遣明船 / 菩提寺 / 山口 / 奉行人 / 歴史的景観 / 語録 |
研究概要 |
本年度も昨年度に引き続き、研究課題に関する史料調査・文献収集・現地調査・発掘調査などを行うとともに、3年間の活動のまとめを行った。 現地踏査・史資料収集活動としては以下のようなものがある。 (1)9月、中世都市・流通史懇話会に参加し、大内氏と比較検討すべき大友氏の本拠地・府内(大分市)と臼杵(大分県)の現地踏査を行った。その際、現地の教育委員会文化財保護課の担当者の方と情報交換を行った。 (3)11月、山口県立美術館で開催された特別展「雪舟への旅」展の閲覧を数回にわたって行った。そめ際1当館学芸員の方から貴重な美術情報を得た。 学術報告活動としては以下のようなものがある。 (1)6月、「大内氏の琉球通交」というタイトルで学術報告を行った(於・山口県立図書館)。 (2)7月、「山口と東アジア」というタイトルで学術報告を行った(於・柳井市公民館)。 (3)10月、「西国諸氏の自己認識」というタイトルで学術報告を行った(於・九州大学)。 (4)11月、「室町寺代の禅僧と国際交流-雪舟と大内政弘の遣明船-」というタイトルで学術報告を行った(於・山口県立図書館)。 (5)1月、「大内政弘と東アジア」というタイトルで学術報告を行った(於・大殿公民館)。 (6)3月、「大内氏の菩提寺」というタイトルで学術報告を行った(於・山口大学)。 以上を中心とした研究活動のために、国内旅費、謝金(データ入力など)、その他物品費(コンピューター関係消耗品、複写費、図書・雑誌購入費など)を支出した。 以上の研究活動によって研究課題「東アジアからみた地域権力・大内氏関係資料の基礎的考察」の主要部分を完了させた。残された問題も存在するが、今後の研究計画の中で解決していくこととしたい。
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