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法学教育用判例データベースの構築と活用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16730062
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 新領域法学
研究機関東北大学

研究代表者

金谷 吉成  東北大学, 大学院・法学研究科, 講師 (90312537)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード法学教育 / 判例データベース / リーガル・リサーチ / 情報収集エージェント
研究概要

本年度は、判例データベースを構築するためのプログラム開発に重点を置いて、以下の研究を行った。
1.昨年度に引き続き、既存判例データベースの新機能や新たに登場したインターネット上の法情報の調査および比較検討を行った。また、判例データベースの構築に不可欠な、法情報データ(判例および法令)の収集と、分類・加工を行った。データ収集エージェントのプログラムを改良していくつかの問題点を改善するとともに、最高裁判所ホームページ・裁判例情報並びに電子政府の総合窓口・法令データ提供システム等のシステム変更に合わせてプログラムの改訂を行った。
2.コンピュータやデータベースの利用に不慣れな利用者でも、直感的に操作が可能となるようなユーザーインターフェースの設計と実装を行った。利用者は、普段ホームページを閲覧するのと同じ感覚で判例や法令の検索、閲覧ができる。ただし、既存の判例データベースのように大量の判例を年代順に表示するというのではなく、学習に適した代表的な判例や重要判例、それに関連した参考判例等を順次選択し、提示することで、法律の学習者を対象とした学習支援ツールとして利用しやすいものとした。
3.これまでの研究に基づき、判例データベースのプロジェクトを実装・構築した。そこではまず各種メタデータを含む判例オブジェクトを定義し、判例オブジェクトの相互の関係を判例ネットワークとして組み立てることで、判例の分類や重み付けに応じた検索が可能となった。
4.判例データベースの有効性の評価と利用履歴データの収集を行うために、教員と学生若干名に実際に利用してもらった。利用者の過去の利用履歴や他の学習者の利用履歴等を複合的に利用した検索を実現するためには、実際の教育現場での利用を通した利用履歴データの蓄積がさらに必要であり、今後の課題である。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 既存判例データベースの比較調査から見た法学教育用判例データベースの機能と課題2005

    • 著者名/発表者名
      金谷吉成, 三石 大
    • 雑誌名

      教育情報学研究 第3号(印刷中)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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