研究課題/領域番号 |
16730091
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 阪南大学 |
研究代表者 |
段 家誠 阪南大学, 国際コミュニケーション学部, 助教授 (20340846)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 世界銀行とNGO / インスペクション・パネル / NGO / 世界銀行 / アカウンタビリティー / 多国間開発銀行 / ナルマダ・ダム / 査閲パネル / ジャムナ橋(ジョムナ橋) / バングラデシュ / 世銀とNGO / ナルマダ・ダム・プロジェクト |
研究概要 |
本研究の目的は世界銀行(以下、世銀)のインスペクション・パネル制度について、その基本的な制度、仕組み、運用状況、組織、その実効性について明らかにしょうとするものである。本年度は昨年度に引き続き資料と文献の収集を進めること、並びにインスペクション・パネルの個別プロジェクトの調査・分析を行った。 (1)4月から8月には書誌データベースを用いて、研究に関する文献リストを作成し収集した。8月には、世銀東京事務所、国立国会図書館、国連大学図書館にて、関連する資料、報告書、論文、外国語雑誌記事とバングラデシュ現地英字新聞記事等を収集した。これらは必要に応じて電子媒体としてノートパソコン等で閲覧できるようにした。6月には、多国籍企業研究会西部部会6月例会にてこれまでの研究成果を発表した。 (2)9月上旬には、日本で入手が困難であった資料を米国ワシントンD.C.にある米国議会図書館、世銀本部、銀行情報センター(BIC)等で入手した。特にバングラデシュのパネル関連資料を収集した。 (3)9月中旬には、世銀・IMF年次総会(シンガポール)に出席し、世界銀行とNGO関連について現状を調査分析し、インスペクション・パネル関連会合に出席した。これによってパネル事務局スタッフとパネルメンバーと意見交換ができた。また日本政府代表世銀任命理事細見氏にインタビューし、世銀の現状について意見交換した。 (4)10月、国連大学で開催されたUNU Working Seminar on Accountability (UNUアカウンタビリティーに関するワーキングセミナー)に出席。2日目のセッションIV「個別事例」において「世銀のアカウンタビリティーの向上」に関するコメンテーターを務めた。 (5)10月から12月、調査結果を文章等にまとめた。さらに1月から3月には今後の調査研究に役立てるために研究結果での不足点・課題について検討した。
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