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繰り返しゲーム理論のROSCAsへの応用

研究課題

研究課題/領域番号 16730094
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 理論経済学
研究機関横浜国立大学

研究代表者

下地 誠  横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 助教授 (00323923)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードROSCAs / 繰り返しゲーム
研究概要

今研究においては、Rotating Savings and Credit Associations(ROSCAs)について分析を行った。
当初「stylized facts」の確立のため具体的なデータの利用可能性を模索していたが、具体的に利用可能なデータを見つける事ができなかったため、過去の実証論文(Calomiris and Rajaraman、JDE、1998等)で示されたobservationを参照しながら、理論的考察を行った。
理論的側面については、幾つか大別されるクラスのROSCAsについてcommitmentを仮定した上で行動分析を行った。しかし、理論的にどちらがdefaultの可能性が高くなるかの具体的な結果は得られなかった。それぞれにadvantage/disadvantageが存在し、現実には異なる環境でパフォーマンスの差がでると考えられる。
今研究におけるauctionのformatおよび仮定は単純なものとしたが、この設定においても所得水準のrealizationにより、bidsがfluctuateする事は容易に示すことが可能であり、Calomiris and Rajaramanで観察されているようなbidsの動きを説明することは可能である。Bidsが正の値をとる条件や、discount factorや(initial)wealth等へのheterogeneityが与えうる効果についても考察した。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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