• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

市場規律アプローチに基づく銀行規制に関する分析

研究課題

研究課題/領域番号 16730167
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 財政学・金融論
研究機関和歌山大学

研究代表者

内田 浩史  和歌山大学, 経済学部, 准教授 (60294295)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード市場規律 / 銀行 / 規制 / 効率性仮説 / CD / 譲渡性預金
研究概要

本年度は昨年度取りまとめた2つの論文(筒井・佐竹・内田(2005,2006))の分析を精緻化し、学術雑誌への投稿を行う作業を行った。同論文では銀行の組織的非効率性と規模の不経済性の推定式と、それらが銀行規模に与える影響を調べる推定式とを別々に(逐次的に)推定していたが、この方法は計量経済学的に十分なものとはいえないことが分かった。そこで、本年度においては同時推定の方法を検討した。その結果、同時推定のためには複雑な尤度関数を考え、また非効率性の推定方法についてもこれまでのものと代替的なアプローチを採用することが望ましい可能性もあることが分かった。こうした検討作業はかなりの時間を要するものであったが、推定式および推定方法についてはほぼ検討を終了し、現在推定作業を行っているところである。今後はなるべく早く結果を確定し、投稿を行いたい。
また、銀行の流動性創出機能に関する日米比較についても引き続き研究を行っているが、同研究の元となった米国の研究(Berger and Bouwman(2005,mimeo.))において流動性指標の計算に多少問題があることが分かり、本研究で行う日米比較においてもこの問題を解決する必要があることが分かった。この作業をなるべく早期に終え、論文を完成させて学術雑誌への投稿を行いたい。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 効率性仮説と市場構造=行動=成果仮説:再訪2006

    • 著者名/発表者名
      筒井義郎, 佐竹光彦, 内田浩史
    • 雑誌名

      RIETIディスカッション・ペーパー・シリーズ,経済産業研究所 06-J-001

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 都市銀行における効率性仮説2005

    • 著者名/発表者名
      筒井義郎, 佐竹光彦, 内田浩史
    • 雑誌名

      RIETIディスカッション・ペーパー・シリーズ,経済産業研究所 05-J-027

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi