• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

未来傾斜企業のプロジェクト・マネジメントの研究-その組織学習力と人づくり-

研究課題

研究課題/領域番号 16730209
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 経営学
研究機関南山大学

研究代表者

安藤 史江  南山大学, 経営学部, 助教授 (70319292)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード企業内プロフェッショナル / 人材育成 / 組織内地図 / 組織学習 / モチベーション / ロール・モデル / プロジェクト・マネジメント / 学習コミュニティ / ダブル・ループ学習 / 愛知万博市民プロジェクト / プ口ジェクト・マネジメント / 市民プロジェクト / プロジェクト・チーム / 知的刺激 / 愛・地球博
研究概要

完成年度である本年度は、昨年度までに得られたデータを分析し、組織学習活動や当該組織における従業員各々のキャリア開発に対してモチベーションを高める環境要因、組織要因、個人要因を掘り下げる作業を行った。とくに、上司との関係、組織内地図の有無、企業の従業員育成制度のあり方、自己に対する自信などが、注目されるべき要素として浮かび上がってきた。その結果の一部は、本年度(2006年度)の夏(8月)に開催された三菱国際カンファレンスにおいて、英語で報告をし、参加者の方々から、貴重なご意見をいただくことができた。
また、そのご意見をもとに考察を重ね、2006年10月には、東京大学大学院経済学研究科におけるワークショップ、2007年1月には、専修大学を会場としたシステムダイナミクス学会日本支部研究会で発表を行った。また、著作物としては、本研究内容に基づいた明治安田生活研究所への寄稿、南山大学経営学部の紀要への投稿なども行った。このような機会を得て、また、分析手法などについてその分野の専門家に教えを乞う機会も得ることができたことにより、さまざまなご意見・ご助言を得ることができた。しかしながら、まだ分析結果に納得がいかない点も残っているため、今現在でも改善作業中である。来年度の前半の完成を目指しているが、そのためには、来年度の初期にでも追加的なインタビューを行う必要性を、現在のところ改めて強く認識している。
一方で、昨年度得られたデータは、比較的年齢の高いもの(若い人々も含まれているが、主対象は、40代の従業員)であったため、別の企業群が対象ではあるが、20代の従業員に対して追加的な調査も実施した。その結果、やはり上司との関係や組織内地図、育成の仕組みが、彼らの学習活動や行動、モチベーションなどの心理面などに大きな影響を及ぼしている可能性が確認された。この成果については、調査協力および事務局となっていただいた社団法人のもとで報告書を作成するとともに、やはり2007年1月に報告会を実施している。ただし、昨年度来のデータを論文にする作業を優先しており、今年度得られたこのデータについては、まだ論文執筆作業に着手していない。こちらもあわせて、来年度の課題としたい。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2007 2006 2005 2004

すべて 雑誌論文 (5件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] Employees' Reactions to the Specialist System in Japanese Companies2007

    • 著者名/発表者名
      Fumie ANDO
    • 雑誌名

      Nanzan Business Review(和名:南山経営研究) 21・3

      ページ: 261-278

    • NAID

      40015430036

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 専門職制度の充実とその社内効果2006

    • 著者名/発表者名
      安藤 史江
    • 雑誌名

      明治安田生活福祉研究所調査報クォータリー生活福祉研究 15・2

      ページ: 4-16

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 報告書『20代が考えるプレミアムな会社研究会報告書』2006

    • 著者名/発表者名
      安藤 史江
    • 雑誌名

      社団法人日本経営協会の調査研究報告書

      ページ: 51-51

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] ボランタリー組織の明日を考える-愛・地球博市民プロジェクトの事例から-2006

    • 著者名/発表者名
      安藤 史江
    • 雑誌名

      産政研フォーラム 69

      ページ: 30-34

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 学習コミュニティにおける組織内地図の役割2004

    • 著者名/発表者名
      安藤 史江
    • 雑誌名

      南山経営研究 19巻2号

      ページ: 231-243

    • NAID

      40006541788

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [図書] ホワイトカラー高資格スタッフの働き方II2005

    • 著者名/発表者名
      安藤 史江
    • 総ページ数
      169
    • 出版者
      中部産業・労働政策研究会
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] はじめて経営学を学ぶ2005

    • 著者名/発表者名
      田尾雅夫, 若林直樹他編著
    • 出版者
      ナカニシヤ出版(未定)
    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi