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地域観光開発と選択的定住民-非選択的定住民関係の相互連関に関する社会学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16730263
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関愛知県立大学

研究代表者

井戸 聡  愛知県立大学, 文学部, 助教授 (40363907)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード地域社会 / 観光 / 地元 / 定住
研究概要

本年度も、昨年度から調査内容を継続し、調査対象に関連する各種資料の収集のほか、調査地における現地調査を行った。また同時に得られたデータのデータペース化作業を引き続き行った。得られた資料およびインタビュー・データの分析を行い、論文にまとめるための準備作業を行ってきた。
本研究での調査対象である観光地化した地域社会に一定期間定住する人々について、職業選択と職業の専門性の観点からの調査・分析・考察を進めてきた。非定往者の地域社会へのコミットは職場選択の連続性と深く関連する。専門的職能を有する人々は、そうでない人々に比べて職業選択において自由度が高いと考えられるが、実際には前者のほうが、一定の職場での就労を連続的に継続させている例が多く観察されている。以上から非定往者の職能や職業の専門性が地域社会とのコミットにおいて重要なキーポイントになっていることを類推できる。ただし、専門職・非専門職の各層には連続性も観察されており、二項分類図式ではなく、相対的な二項連続図式で捉える必要がある。また、非専門職者に対する調査は流動性の高さから追跡調査の困難が伴い、ライフヒストリー法を用いるなどの方法によって対処していく必要を感じた。さらにここ数年で研究対象とした地域において各営業者の事業規模縮小などによって、就労環境も変化してきている点を考慮に入れる必要も感じた。以上のようなことを中心的な論点としてまとめつつ、調査研究の結果を論文として執筆するための準備を行ってきた。

報告書

(3件)
  • 2006 実績報告書
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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