研究課題/領域番号 |
16730275
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
嘉本 伊都子 京都女子大学, 現代社会学部, 准教授 (50340443)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | 近代家族 / 国際結婚 / 植民地 / 主婦化 / グローバル・ハイパガミー / 20世紀日本 / 再生産労働 / 超少子高齢社会 / 内台結婚 / グローバル・ガバナンス / 入国管理 / 偽装結婚 / 日本のイスラム社会 / 日系ブラジル人 / Third Culture Kids / 移動する家族と子ども / 近代化 / 国際家族 / サード・カルチャー・キッズ |
研究概要 |
北欧現代日本社会研究会(Nordic Association for the Study of Contemporary Japanese Society)と日本学術振興会の共同開催カンファレスに招聘され、本科研の成果を、2006年4月29日に報告する機会を得た(第3回大会開催期間4月27日-29日)。タイトルは、"Who will become a Japanese National? : Politics of Marriages and Community in Japan"で、20世紀の冷戦前・冷戦後の日本社会における近代家族の変化と少子化、国際結婚の増加、外国籍児童の増加など、日本社会がいかに日本人だけでは、結婚もコミュニティすらも成立しえなくなっているかを報告した。 2006年度の日本家族社会学会第16回大会(於:上智大学9月9-10日)では、学会初の試みである国際交流セッションに、アメリカからAnn Cottrell先生を招聘し、竹下修子氏、関口知子氏と「グローバル化時代の移動する家族と子どもたち-TCK・ブラジル日系・ムスリムとの国際結婚-」として本研究の成果とその課題を報告するとともに、研究者相互の理解を深めた。なお、日本家族社会学会の学会誌に、このセッションは、特集IIとして取り上げられ、『家族社会学研究』第18巻第2号(2007)に掲載された。 収集してきた文献の整理とデータ・ベースを完成さえるまでには、至らなかったが入力をすすめてきた。当初想定していた年代別、地域別、テーマ別の区分けでは、整理しきれない分野の研究成果もでてきており、平成19年度内には研究成果としてまとめる予定である。
|