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項目反応理論を用いた新しい中学生用ストレス反応尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16730331
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育心理学
研究機関早稲田大学

研究代表者

岡田 佳子  早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 講師 (90367011)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2005年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードストレス / 中学生 / 項目反応理論
研究概要

本年度は、予備調査の実施、本調査の実施、中学生用ストレス反応尺度の項目選定、簡便式中学生用ストレス反応測定項目(簡便版テスト、および水平テスト)の選定を目的とした。昨年度準備した予備調査のための項目群を用いて、予備調査を行った。実施の際に内容について教師及び生徒から質問があった項目については必要に応じて表現を変更した。さらに、項目分析を行い不適切と判断された項目を削除し、項目を絞り込んだうえで本調査を実施した。項目には、一次的反応、二次的反応を含む心理的なストレス反応、身体的なストレス反応、行動的なストレス反応の全てを含むようにした。調査より得られたデータについて、因子分祈を行い、また、各項目とストレッサーとの関係を検討した。これより、ストレッサーとの相関が十分でなかった項目を削除した。次に、項目ごとにIRTによる項目母数の推定を行い、各項目の特徴を明らかにし、ストレス反応尺度としてふさわしいと思われる項目を選定した。
次に、簡便式中学生用ストレス反応尺度測定項目の選定を行った。まず、項目数を減らし、5分から10分程度で実施可能な簡便版テストを作成することを目的として、困難度と識別力を参考に項目を選択した。それらの項目が、全項目版と同じ性質を備えたテストであることを情報関数の比較などによって確認した。次に、水平テスト作成を行った。縦断調査等で何回も項目数の多い同じ内容の調査に回答することによる生徒の負担や妥当性の低下を避けるために、項目が異なるがほぼ同一のテストとして使用できるような水平テストを作成することを目的とした。情報関数の比較などによって作成したテストが互いに類似していることを確認した。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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