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児童への言葉かけを教員志望学生が学ぶためのeラーニング用教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 16730335
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育心理学
研究機関中部大学

研究代表者

西口 利文  中部大学, 人文学部, 講師 (70343655)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
2004年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
キーワード教員志望学生 / 問題場面 / 言葉かけ / eラーニング教材
研究概要

平成16年度からの2年にわたり,小学校の問題場面(被師あるいは児童がフラストレーションを抱える場面を指す)での言葉かけを,教員志望学生が学ぶためのeラーニング用被材を作成し,その教育効果を検討する研究をすすめてきた。平成16年度は,教材作成に必要な資料の整理を行い,eラーニング教材のコンテンツを作成した。このコンテンツは,学習者がネットワーク端末からいつでも受講できるオンデマンド授業を想定して,講義内容をビデオによって収録し,パワーポイントなどの教材を同期させてPCのディスプレイ上に提示する形態であった。
平成17年度においては,上の研究経過を踏まえて,さらに2つの研究を実施した。
(1)教育内容の効果についての検討
まずは,教室内にてライブで実施される,コンテンツと同内容の講義が,受講者たちにとって,問題場面の教師の言葉かけを学ぶのに有効であるかの検討を行った。大学生を対象に,教職科目「教育心理学」の授業の中で,その講義を実施した。講義の前後には,彼らが問題場面で実施しうる言葉かけについて尋ねる質問紙を実施した。検討の結果,受講した大学生たちは,講義後おいて,問題場面で小学生に使える言葉かけの知識を広げ,言葉かけのレパートリーを幅広く習得していた。
(2)eラーニングコンテンツにおける教育効果の検討
次に,完成したeラーニングコンテンツ自体の教育効果を検討した。複数の大学生に対して,(1)の講義内容が収録されたeラーニングコンテンツを閲覧することを求めた。そしてコンテンツの閲覧の前後における,問題場面での言葉かけについての被験者たちのレパートリーを比較を行った。その結果,被験者たちは,ライブの講義と同様に,コンテンツの閲覧後において,問題場面での言葉かけのレパートリーを豊富にしたことを実証した。

報告書

(2件)
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 小学校における問題場面での教師行動-場面別の整理-2005

    • 著者名/発表者名
      西口利文
    • 雑誌名

      人文学部研究論集 第14号

      ページ: 151-169

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 問題場面での言葉かけのレパートリーを教職志望学生が豊富にする教育実践2005

    • 著者名/発表者名
      西口利文
    • 雑誌名

      日本教師教育学会第15回研究大会プログラム要旨集

      ページ: 92-93

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 小学校における問題場面での教師行動-場面別の整理-2005

    • 著者名/発表者名
      西口利文
    • 雑誌名

      人文学部研究論集 第14号(未定)

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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